赤ワインを飲んでオリーブオイルで調理すると寿命が延びるだろうと科学者が言っています。イースト菌の寿命を延ばす成分を、地中海型食生活の赤ワインとオリーブオイルから発見したそうです。

イーストとヒトの遺伝子はよく似ているので、この成分は人間にも効果があるものと考えています。
その成分とは何でしょうか?
ハーバード大学医科大学院とバイオモル・リサーチ・ラボ(フィラデルフィア)の研究者たちは、赤ワインの成分『Resveratrol』がそれだと考えています。ご存知、ポリフェノールのひとつです。ブドウや野菜に含まれています。
寿命に関与する遺伝子にこの物質が影響を与えることを発見しました。
もうひとつの、オリーブオイルに豊富にある『ケルセチン』も同じような作用があることも発見しました。

では、美味かつヘルシーな地中海の食事をたっぷりと食べていれば長寿になるかと言えば、どうもそんな簡単なことではないようです。このイーストの長寿に関与する遺伝子は、もともとは『制限食』が寿命を延ばすことから見つかったものです。イーストだけでなく、ショウジョウバエも虫もネズミも、食べ物を減らすと寿命が延びることは以前から知られていました。人間だって長寿のためにガリガリに食事を制限している人たちもいるようです。

今回の発見の楽しみは、これらの物質が節食と同じような効果を私たちに与えてくれる可能性があることです。まだ何とも言える段階ではありませんが、研究者たちには手応えがあるようです。

resveratrolは最大70%もイーストの寿命を延ばしたのですが、投与量によって様々なようです。ヒトの細胞によるテストでも投与量が大切な要素となります。イーストでは多くても少なくてもそれなりの効果がありましたが、ヒトの細胞では投与しすぎると、逆に生命を縮めてしまいます。
研究者たちはマウスなどの動物実験を計画してますから結果が楽しみです。

地中海地方は昔から健康で長寿のところでした。スペインやイタリア、ギリシャは北のヨーロッパ諸国よりも長寿です。
ワインとオリーブは地中海沿岸を代表とするものです。
『投与量(?)』に注意して召し上がれ!
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