食物に含まれる抗酸化物の話題がホットです。アメリカ農務省の研究者が100種類の果物や野菜、木の実、スパイスやハーブなどの抗酸化力を調べたところ、意外や意外、赤い豆類がトップでベリー類がそれに続きます。


豆類とベリー類がベスト抗酸化物でした

金時豆のサラダ。甘くしないように。
金時豆のサラダ。甘くしないように。
からだをフリーラジカルから守る抗酸化物では、トマトのリコピンや日本茶のカテキン、黄色い色素のベータ・カロテンがよく知られています。アメリカ農務省の研究員で栄養学と化学のスペシャリスト、ロナルド L. プライヤーらの発表によりますと(Journal of Agnicultural and Food Chemistry;04 June)、実はアズキのような赤い豆と、ブルーベリーなどがトップテンに名を連ねているのです。
いろいろなタイプの食品を調べたらこうなりました。


ベスト抗酸化物食品 トップ20
  1. アズキ類

  2. ブルーベリー(野性)

  3. 金時豆

  4. ウズラ豆

  5. ブルーベリー(栽培)

  6. クランベリー

  7. アーティチョーク(ゆでたもの)

  8. ブラックベリー

  9. プリューン

  10. ラズベリー

  11. いちご

  12. リンゴ(赤いデリーシャス)

  13. リンゴ(グラニー・スミス=青リンゴ)

  14. ペカン(ナッツ)

  15. スイート チェリー

  16. ブラック プラム

  17. ラセット ポテト(調理したもの)

  18. 黒フリホル豆(乾物)

  19. プラム

  20. リンゴ(Gala apples)

豆は糖尿病食の"花形"

豆は高ファイバー食品の代表ですから、グリセミック指数がとても低いのです。すなわち、食後の血糖上昇が特に少ない食品です。日本人にとって豆料理というと、砂糖で甘くした『煮豆』になってしまいますが、もちろん、糖尿病者にはこれは向きません。
『豆』は特別な料理を考えなくていいのです。いつも冷蔵庫に素ゆでの味をつけてない豆が用意してあれば、サラダでもつけ合わせでも、何に使ってもかまいません。

ところで、豆の、特に赤い豆の抗酸化効果がとても強いことが分かりましたが、その仕組みや成分は解明されていません。それに比べて、ベリー類は比較的よく研究されています。ブルーベリーの青い色素、アントシアニンはよく知られた抗酸化物です。


野菜や果物の色には意味がある

野菜や果物は強い太陽光線から身を守ったり、光合成で生じるフリーラジカルに対応するためにいろいろな防衛手段を用意しています。
野菜や果物の特有の色を現わしているファイトケミカルズ(植物化合物)に抗酸化作用があることが分かってきました。
スイートコーンの『黄色』はルテインの色、メロンやカボチャ、マンゴーの『オレンジ色』はベータカロテン、トマトやスイカの『赤』はリコピンです。ベリー類の紫や青、黒もそうですね。

生サラダは思い切ってカラフルにしてみましょう。食欲をそそる色、食べておいしいサラダは思った以上にヘルシーのようです。
*糖尿病と抗酸化物質関連リンク
野菜と果物が抗酸化物質摂取の鍵
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