アルベルト・シュバイッツァー博士を尊敬する医師はたくさんいるでしょうが、日野原重明先生もその一人です。シュバイッツァー博士はご自分の糖尿病を野菜ジュースで克服しました。

シュバイッツァー博士が亡くなってから、もう38年もたちますからご存知ない人も多いことでしょう。神学者であり哲学者、優れた音楽家(オルガン奏者)でありながら、30歳のときに使命感にかられて医師になることを決意、仏領赤道アフリカ(現・ガボン共和国)で医療、伝道につくして1952年にノーベル平和賞を受けた20世紀の英雄です。

シュバイッツァー博士に糖尿病があったことはあまり知られていませんが、博士には野菜ジュースを1日に13回も飲む特別な『ゲルソン・セラピー』を行いました。
まだ事実として証明されたわけではありませんが、同じカロリー、栄養バランスなら果物と野菜から炭水化物を取ったほうがA1Cがよくなるという研究があります。

注意しなくてはならないことは、市販の野菜ジュースには味をよくするために、かなりの果物が入っている場合があることです。
食後の血糖値を上げるのはカロリーではなくて、食事に含まれる炭水化物です。野菜そのものにはそれほど多量の炭水化物はありませんが、果物にはかなりの量があります。

糖尿病コントロールが悪いと多尿になりますが、この時からだに大切なミネラルもたくさん失ってしまいます。
先般、糖尿病とマグネシウムの意外な関係という論文を読んだことがありますが、気づかない多尿がマグネシウム欠乏をもたらして脱力感やカルシウム不足、神経障害を伴うというものでした。
このマグネシウムは野菜の『葉緑素』の中心にあるミネラルですから、グリーン野菜の生ジュースは願ってもないマグネシウム源です。
マグネシウムが多いものは、ホウレン草やカブや大根の葉、コマツナやブロッコリなどです。これらを生ジュースにしましょう。

野菜が特に高価な日本では、ジュースだけ搾るのはもったいないですね。そこで当ガイドが愛用しているのは、ハンドミキサーの世界の名品『バーミックス』で野菜をなめらかに"スームージー"にして、『食べる野菜ジュース』にすることです。
糖尿病の名医、横山淳一先生(東京慈恵会医大助教授)のアドバイスはこれに小さじ1のエキストラ・バージン・オリーブオイルを加えることです。これで脂溶性のビタミンもばっちり吸収できます。

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フレッシュミックス
シュバイッツァー博士の野菜ジュース
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