信じたくない! 退職前の糖尿病宣告

シニアの糖尿病
この年で糖尿病と言われるなんて…。気持ちが沈みます
「このままでは糖尿病になりますよ」と健康診断のたびに言われ続けて、定年目前でついに正式に糖尿病宣告! 第二の人生を満喫しようと思っていた人にとっては、衝撃の宣告かもしれません。

まずはそんな人に、シニアの糖尿病についてのよい話からご紹介しましょう。

この10年~20年で、糖尿病に対する薬も医療器具も驚くほど進歩しましたから、糖尿病になってしまっても普通の人生を全うしやすくなりました。さらに、糖尿病になっても30年間くらい合併症を起さなければ、合併症リスクが小さい人生を送れそうなんです。糖尿病で命を落とすわけではなく、怖いのは合併症なので、これも励まされる事実ですよね。かく言う私も30年目! なんとかなりそうですよ。

さらに、若いうちに宣告を受けた私にとっては、寿命が人よりも短くなることを知れたのがせめてもの恵みでした。糖尿病があると平均余命が男性が10.2年、女性で13.7年短くなるという発表がありますが、その情報のおかげで、愛情も仕事も楽しみも、出し惜しみせずに済んだと思うのです。

定年になってから2~3年のんびりして、それから何かを探そうなんて言っていられないな……。と、50代から全力疾走するのも考え方によってはいいものです。うららかな老後とは無縁でいられます。

次のページでは、シニア糖尿病とうまくつきあう方法をご紹介します。