糖尿病と診断されると、やみくもに有名な大学病院へ行きたがる人と、掛かりつけ医のままで「よし」とする人に分かれますね。
わたしはどちらにも反対ですよ。


糖尿病の診療を上手に受けるコツ

しっかりとした知識をつけるのは、もちろん大切です。例えば耳寄りなセミナー。近々にも一つあります。講師たちは一流の糖尿病医で、しかもだれでも無料で参加できるとくれば、All About愛読者の皆さんにお知らせしないわけにはまいりません。

平成18年5月26日(金) 10-17時
会場 よみうりホール 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階
入場無料(申込不要・どなたでも参加できます)
問い合わせ先 日本糖尿病協会東京都支部 Tle 03-3373-0768

これは第46回(社)日本糖尿病協会総会の年次集会です。
講演の演者と楽しみな演題については日本糖尿病協会のトップページから開いてください。
私も5~6年前の名古屋の総会で話をしたことがありますが、毎回なかなかの熱気ですよ。

患者の声を聞くための「耳かき」(ivory)
患者の声を聞くための「耳かき」(ivory)
南昌江クリニックの宝物です
さて、私は医大の「雲の上」の医師にお任せするよりも、近くの糖尿病専門医と「ああしよう、こうしたい」と相談しながら治療するのが性に合っています。
皆さんは担当医に何を望みますか?来月の「あなたの一票」はこれをテーマにしましょうね。ぜひ、ご意見をお寄せください。
なんと言っても、医師にはまず話をよく聞いてもらいたいものです。
福岡市の南昌江クリニックの「お宝」は、恩師からオープン祝いにプレゼントされた「耳かき」だそうです。患者の声がよく聞こえるように!ということですね。

年次集会シンポジウムIの講師は、「雲の上」から私たちの声に耳を傾けるために降りてきてくれた良医、名医の皆さんです。
糖尿病はとても難しい病気ですから、最初はこういう専門医に診てもらうのが理想的です。病態を把握してから治療法のデータが入っている紹介状をもらって近くの掛かりつけ医に戻ればいいのです。
そして、「いざ」という高度な設備とスタッフが必要な状態になったら、その糖尿病専門医からしかるべきところに紹介してもらうのです。

少しでもいい治療を受けたいと、名声だけを頼って大病院に通院し、いろいろなフラストレーションの塊になってしまった友がいます。
一方で、あまり糖尿病に熱意のない医師にだらだらと掛って、合併症になってからあわてて専門医を訪れる人もたくさんいるでしょう。
どちらもお勧めできません。
まず、糖尿病専門医です。それから通院可能なところに移りましょう。

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