強迫観念に囚われたら

唐突ですが、強迫的な考えに囚われて行動してしまった事はございませんか?

・近頃、物騒なので、ドアに鍵を一つ付け足したものの、不安で、もう一つ…、という内に、何個も鍵を取り付けてしまった。
・「痩せなくては」と、ダイエット食品を試しても、今一つ満足できず、次から次へと試してしまった。
・デートの前に、口臭が気になり、歯磨きをしますが、なかなか十分な気がせず、歯茎から血が滲むまで磨いてしまった。
…etc:

今回は、こうした強迫観念について、お話致します。


手洗いも度が過ぎると…

食事の前の手洗いを例に取ってみます。

1回洗っても、何となく、物足りない気がして、もう一度、手洗いしてしまう事は、ごく普通です。
しかし、それだけで終わらず、不安にかられ、何度も何度も手洗いをしてしまうことがあります。極端な場合、それが1時間以上続きます。
いつまでたっても、肝心な食事を始められません。


強迫神経症

このような状態になると、強迫神経症です。上の例では、「手がきれいでない」という強迫観念に支配されて、“何度も手洗い”という強迫的行動に1時間以上も費やしてしまい、生活面で大きな支障が出ています。

強迫神経症は決して稀な病気ではなく、100人の内、2人程度は、強迫神経症を経験しています。


原因は何?

原因としては、何が考えられるでしょう?

・潔癖症で、完璧主義?
・精神的に疲れている
…etc:

実は、強迫的な症状をもたらす直接的な原因は、よく分かっていません。
しかし、このような強迫的症状が見られる背景には、脳内の神経科学的なバランスの崩れがあります。
強迫神経症の治療では、お薬によって、この崩れたバランスを元に戻します。

もしも、上の例のように、強迫的になってしまったら、すぐ精神科に相談しましょう。

『 次回は、「心の病気と有名人VOL6」です。アメリカの大富豪ハワード・ヒューズが、強迫的症状の為に、晩年をどう送っていたかをお話致します。 』


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