不妊症/不妊の悩み・メンタルケア

第4回不妊治療アンケート結果(2ページ目)

毎年恒例のアンケート調査です。今回は過去最高の86名の方に回答して頂きました。今年もさまざまな声があります。ぜひご覧ください。

執筆者:池上 文尋

不妊治療のつらさに対するコメント

PCO
お守り代わりに先に買われる方も多いとか。
  • 最初の1年は辛かった。いつまで続くのかわからないのが怖かった。でも治療をしていくうちにいろいろ調べたり、同じように治療をしている人と話すようになってだいぶ前向きになれた。
  • なかなか期待通りの結果が得られない。
  • 治療自体はつらくないのですが、結果が思うように出なかったり、仕事を持っているので、時間や日にちの調整で職場の人に迷惑をかけいると思うと落ち込んだりしてとてもつらいです。
  • 周りの人の言葉
  • 薬の副作用・通院・金銭的な問題
  • 精神的に追いやられる感じがする。周りがどんどんおめでた報告するのでうらやましく感じてしまう。もっと楽に考えようと思うのだけれど、なかなかそうは思えないから。)
  • 妊娠しても継続できないから。
  • もっと簡単に(すぐできると)考えていたから。
  • 自宅から病院まで片道30分以上かかる。
  • 治療期間が明確じゃない。
  • 注射が痛い
  • 自分達にとって最良の治療方法を叶える病院があまりないこと。
  • 注射、とくにHMGの痛さは何度やっても慣れません。
  • 男性不妊なのに、異常のない私が治療を受けなければならないこと。その治療が肉体的精神的にきつい。(薬の副作用。頻繁に通院しなければならない)
  • ヒューナーテスト(2回)→人工授精と進み(9回)、明日体外受精を受けるための大学病院(2件目)へ受診予定です。出口が見えないというのが、正直なところです。一般の人は、お金も・精神的苦労も無く妊娠しているのに、自分たち夫婦にはそれができないということ、また、周りがどんどん妊娠して、おいていかれてる自分たちがつらいです。
  • 仕事をしながら職場にムリを言って月に何回も病院に行っても結局いつも生理がきて、不妊が原因で主人との仲も悪くなり、仕事も辞めて何もしたくなくなる。具合が悪くても薬を飲めない。飲酒も控えめにしている。本当に子供が出来るのか不安になる。段階を踏んで治療もいいが原因が早く分かりたい。ちなみに卵管造影と主人の精子の検査をして二人とも異常は無いとのこと。なのでまだタイミング法と注射の治療中。
  • 不妊治療は長いトンネルに入ているようなもの。どのような形でも妊娠・出産がゴールであって、そこに辿り着くには本当に精神的・肉体的・経済的にしんどいものです。これは経験者でないと気持ちはわからないと思います。そして必ずゴールがあるかどうかわからないという事が、一番精神的にしんどいのかもしれません。
  • 日々、治療のことばかり考えてしまうから。
  • そろそろ子供をと思って試しに産婦人科を受診したら、排卵障害と黄体機能不全があった。不妊とは思わず検査に行ったのがきっかけなので、不妊専門のクリニックに行きませんでした。そのせいで産婦人科に行くと赤ちゃんや妊婦さんもいっぱいいらっしゃるので気分が凹んでる気分の時は見ていてちょっと辛く感じます。治療に終わりが見えずにいらだつ事もあるし、結婚して長く夫婦二人で居ると、周りはやっぱり「赤ちゃんはまだ?」と言う。努力してない訳じゃないから笑うしかない。治療中だって事をオープンに言えないせいもありますが。
  • 通院して治療を受けることよりも、毎回のPMSと「またダメだった」ことへの絶望感が辛いです。
  • 見えないトンネル・金銭的・自己嫌悪・プレッシャー・焦り
  • 治療が長引くと自分が何のために生きているのかさえ疑問に感じるようになる
  • 高度不妊治療の治療費は、家計への負担が大きすぎる 助成金は有り難いが、保険適用になればもっと負担は減ると思う
  • なかなか結果が出ないから。周りはお金も時間もかけずにどんどん産んでるのに、自分はお金も時間もたくさんかけても子どもがいないから。
  • 夫との温度差を感じるきっかけになること
  • 結果を待つまでの期間の精神的なものもあります。
  • 通院する日を決められる。
  • 海外での治療という事で問診などには通訳がつきますがお医者様と一対一でコミニュニケーションを取れないもどかしさや検査や治療(内診)の時は一人で受けなくてはいけないので言葉の壁や心細さ、仕事をしながらの治療でしたので会社の理解度(小規模な会社ですので休みを申請すると余りいい顔をしない)が少なかった事それに周りに同じ悩みを持つ友人がいなくて一人で抱え込んでしまって辛かったですね。
  • 成果がでないこと。お金、時間がかかること。夫の協力が得られないこと。周囲の理解がないこと。少子化問題の報道を見る度に 自分を責めてしまうこと。
  • 夫に次々と高度医療に励めと急かされること。
  • 痛い採卵。
  • 期待してしまうために、失敗した時の落胆が激しい。
  • 頻繁に通院するのが大変。どうしても不妊の事にばかり神経がいってしまい、一日中考えてしまったり、ネットで調べてしまったりする。
  • 肉体的な辛さは覚悟していたけど、やっぱり痛いしキツイです。精神的にもここまでしているのに何故できないの?と思うと辛い。
  • 終わりが見えない。
  • 仕事しながら高度医療にステップアップできる病院が近くになく、途方に暮れている。
  • 仕事と子供が欲しいこととの優先順位を、自分の中で結論付けられない。
  • 結果が出ないこと。毎日の通院が負担。ET後はストレスを感じる。
  • 内診が嫌だ。(仕方ないですが)
  • 年齢的なあせりがある
  • 夫の両親からのプレッシャー
  • もっと簡単に子供は授かれるものだと思っていたのと検査をしていくうちに自分の身体の悪い部分が分かってショックを受ける事が多いから


  • 第4回アンケートを振り返って

    皆さんのコメントを読んでいるとそのつらさに涙が出てきます。先の見えないトンネルと表現される方もおられますが、まさしくその現状を物語っていますね。その半面、予想通りという方、つらくないという方もおられます。次回はその方々のコメントも紹介してまいります。
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