更年期障害の症状は様々。でも、どうやって考えるとわかりやすいのでしょうか。今回は、「理由から考える更年期障害…どうしてそんなに多彩な症状が起こるの?」「頻度から考える更年期障害…更年期症状で一番多いのはなに?」の2パターンで考えます。

<CONTENTS>
  • 理由から考える更年期障害…どうしてそんなに多彩な症状が起こるの?
  • 頻度から考える更年期障害…更年期症状で一番多いのは何?


    理由から考える更年期障害
    どうしてそんなに多彩な症状が起こるの?

    女性ホルモンにはいろんな作用があります
    女性ホルモンにはいろんな作用があります
    【エストロゲン不足症状】女性ホルモン、主にエストロゲンにはいろいろな作用があります。

    というわけで、これが不足すると

    ・骨粗鬆症→骨折(女性ホルモンは骨量を保つ働きがある)
    ・高脂血症→脳梗塞、心筋梗塞など血管の病気のリスクの増加(女性ホルモンは血中の脂質を下げる働きがある)
    ・アルツハイマー病(女性ホルモンとの関係あり)
    ・萎縮性膣炎(膣の粘膜が萎縮して膣が弱くなり、すぐ出血したりひりひりしたりする)
    ・性交障害(粘膜が弱くなるため乾燥して痛くなる)
    ・尿失禁(エストロゲンが筋肉、結合織など、臓器をささえるものの強度の影響しているとも言われる)
    ・皮膚など、体(粘膜)が乾燥しやすくなる

    といったことがおこります。

    【自律神経失調症状】急激にエストロゲンが減少することに体が対応しきれない症状が出現します。

    ・自律神経失調症状(イライラ、めまい、ほてり、のぼせ、頭痛、動悸、息切れ、汗をかきやすい、不眠、情緒不安定、食欲がない)

    【それ以外の症状】上記の二つだけではうまく説明できない症状もあります。

    ・肩こり、腰痛、関節痛(エストロゲンが筋肉の強度に影響しているという話もありますが)
    ・残尿感や頻尿(自律神経失調症状の一部という説もあり)
    ・しびれ、めまい

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