胃の調子がなんとなく悪い状態が続くことはありませんか? ストレスがあると悪化する感じもするのに、内視鏡で検査をしても「異常なし」。そんな時には機能性胃腸症の可能性があります。


なぜか胃の調子が悪くないですか?

内視鏡
内視鏡検査では、炎症・出血・腫瘍が発見できます!
Aさんは営業担当です。最近、胃腸の調子が良くありません。Aさんの症状は以下の通りです。あなたにも当てはまるものが幾つかありませんか?

□ 以前よりも食欲が低下しています。
□ 少し食べると直ぐにお腹が一杯になります。
□ お腹が膨れた感じがします。
□ 胃の不快感(むかむか・吐き気・嘔吐)があります。
□ 腹痛があります。
□ 胸焼け(食後の胸の痛み)は別にありません。
□ トイレに行っても症状は変化しません。
□ 市販の漢方胃腸薬を飲むと症状が軽くなる感じがします。

忙しくて、なかなか病院に行けないAさんですが、特に症状が強くなる時がある事に気がつきました。
具体的には、急な残業で食事が遅い時間となった時、得意先の接待のために宴会に行った時、日帰りの出張で深夜帰宅の翌日などです。どうもストレスが症状に関係しているようです。

□ ストレスがあると症状が強くなる。

仕事が一段落ついたので、病院の予約を取って、胃の検査を受ける事しました。事前の絶食もちゃんとして、内視鏡の検査を行いました。


内視鏡検査では「異常なし」

Aさんの内視鏡検査の結果は「異常なし」でした。消化器の内視鏡検査では、炎症や循環障害(出血)、腫瘍(ポリープ・癌)の有無が判ります。内視鏡検査で異常なしという事は、潰瘍・出血・ポリープ・癌の心配はなしという事になります。大きな病気ではないと分かって、Aさんもまずは一安心です。
 
とは言っても、胃の調子が悪い事には変わりはないので、まだ不安も残ります。このように、上記のような症状が一定期間続いて、内視鏡検査では異常がない場合に疑われるのが、機能性胃腸症です。

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