耳管開放症の診断は難しいことがあります

聴力検査
聴力検査では分りません!
耳管開放症の特徴的な症状は
1.自声強調
2.自分の呼吸音が耳に響く
の二つです。
前かがみや横になると耳管が一時的に閉じるので症状が軽くなります。これも耳管開放症の特徴の一つです。一方、耳閉感(耳が塞がった感じ)は、耳管狭窄症でも認められるので特徴的とはいえません。

耳の病気というと直ぐに聴力検査を考えますね。耳管開放症では通常の聴力検査では大きな異常が認められないことがあります。耳管開放症でも耳管の開放の程度は個人差があり、常時開放しているとは限らないからです。

逆に診察時に耳管が開放してないために耳管狭窄症と診断されている事も、しばしばあります。また、先に述べたように耳管狭窄症から耳管開放症になることもあります。

最終的には耳管の機能検査が必要となります。また、立体的な耳管の画像診断も試みられています。



急激なダイエットでの耳管開放症に注意!

耳管開放症の原因は明らかになっていません。慢性化した中耳炎から耳管狭窄症を経て、耳管開放症になることもあります。この場合は定期的に耳鼻科の診察を受けている事が多いので、自覚症状の変化を医師に伝えれば発見は可能です。

家庭の医学の立場から問題としたいのは、耳管開放症は女性に多い点です。特に問題となるのが女性の急激なダイエット後の耳管開放症です。ダイエットによる体重減少に伴い、耳管の周囲の組織も減少してしまうようです。まさかダイエットの成功が耳の病気を起こすとは思わないでしょうから、診断が遅れがちになります。

ダイエット後に音の聞こえた方が変化した場合は耳鼻科の診察を受けましょう。



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