虫歯が原因ではない突然の激痛の正体とは?
歯周病が咬みあわせなどの問題と重なると細菌が歯の上からではなく、根の先からやってきて、虫歯がないのに強く痛むこともある |
このような場合は細菌が歯の内部からではなく、歯の周囲から根の先端の神経に炎症を起こさせるため、腫れと痛みのダブルパンチとなります。
治療は表面は虫歯がなくても根の先端の神経が虫歯菌に冒されているために歯の神経は取ります。その後周囲の炎症が落ち着けば歯を残せることもありますが、抜かなければならないこともあります。
まれに咬み合わせが原因で急激な症状が現れた場合などは、治療をしても炎症が強く落ち着くまでに時間がかかり、またそれまで虫歯になったことがない人でも歯を抜くような結果となることもあるため、精神的なショックを受けることがあります。普段から就寝中に歯ぎしりをしている人は注意が必要です。
-関連リンク-
意外な真実!歯ぎしりが歯の寿命を縮める
「歯ぎしりで歯を痛めないためには?
「今さら聞けない! 神経取ると歯はどうなる? 」
「今さら聞けない!?歯周ポケットって何?」
「歯に関する経済学 Vol.2 虫歯の進行度と治療費の関係」
「歯周病にも影響が!歯肉と粘膜の境目はここ 」