どうして歯並びが悪くなる?
歯並びが悪くなる原因は、予防では回避できないことも多い |
- 遺伝の影響
- 先天的な影響
- 後天的な影響
- 虫歯になりやすくなる
- 歯周病になりやすい
- 咬み合せのダメージを受けやすい
- 歯の被せ物が作りにくくなる
- 顎関節に影響を与える
受精の前の遺伝子情報の段階で、すでに歯並びが悪くなる情報(顎の骨の形や大きさ、歯の形態など)が含まれているため。
受胎後の胎内での成長中の障害や、母体の健康状態や栄養などによって起こる病気などの影響で、歯並びが悪くなることがあります。
生まれた後に起こる、病気や栄養状態、また乳歯や永久歯の虫歯の影響や、抜歯の放置、指しゃぶりなどの癖などが歯並びを悪くすることがあります。
自然に綺麗な歯並びになるは本当に大変なことなのです。
悪い歯並びによるデメリット
歯並びが悪い場合のデメリットについては、次のようなものがあります。特に歯と歯の間など、ブラッシングが困難になりやすい部分は、虫歯の温床となりやすい。
同じようにブラッシングが困難な隙間が出来やすく、特定の部分だけに歯周病が進行しやすい。
歯は、本来きちんと並んだ状態で、咬む際の力が分散されるようになっています。傾斜した歯などは、垂直方向に力が掛からないため、咬み合せの力がダメージとなることがある。
2本以上の歯を連結して作るブリッジなど、それぞれが同じような角度で生えていないと、連結することが出来ないため、将来的にブリッジなどが作れないことがある。
口を閉じる際に、歯並びの悪い歯が邪魔になって、本来戻るべき位置に下顎がスムーズに納まらないことがあります。長期間にわたってこのよう状態が続くと顎関節症になることがある。
逆に歯並びが良い場合には、デメリットはほとんどありません。歯並びの修正は、矯正によって修正する方法と、被せ物などを利用して綺麗に見せる方法などがあります。
次のページは、油断は禁物!大人になっても歯並びが悪くなるを解説します。