ここから知覚過敏がはじまる
比較的多くの知覚過敏は、根元の露出によって起こる |
そこがエナメル質と呼ばれている部分です。実は歯の大部分を占める、表面のエナメル質は、知覚をほとんど感じないため、刺激を受けてもしみることは、ほとんどありません。
知覚過敏を起こすのは、エナメル質の内部にある象牙質(エナメル質に比べると黄色く見えます)と呼ばれる部分が、歯茎のそばで露出して刺激を受けるからなのです。
知覚過敏の症状
明らかな虫歯などがないのに、冷たい水などの特定の刺激があると特定の歯がしみたり、痛みを感じることがあります。一時的なことが多く、しばらくすると治まります。少ししみる程度のものから、電気が走るような刺激までさまざまです。ほとんどは、歯の根元の露出が原因ですが、歯の先端の磨耗や、精神的に敏感になっている場合などもあります。
次のページでは、知覚過敏を疑う前の3つのチェックポイント! に続きます。