年齢とともに歯並びが悪くなってきた……自然に変わる歯並び

歯並びが気になる

きれいな歯並びだったのに、前歯の並びがおかしくなってきた気がする……そんなケースは少なくありません


以前はきれいな歯並びだったのに、最近、歯が動いて歯並びが悪くなったような感じがする……。人為的な歯の矯正などでなくても、歯が動いてしまうことがあります。

子どもの頃に歯並びが悪かったとしても、歯の矯正をすれば綺麗な歯並びにすることはできます。矯正で歯を動かす場合、歯に固定具を取り付け、弱い力をかけて少しずつ動かして歯並びを整えていくことはご存知の通りです。

一方で、矯正などのように人為的な力を加えなくとも、歯に自然に力がかかる状態が続くことで、歯並びがいつの間にか変わってしまうことは珍しくありません。年齢と共に歯並びは僅かに変化していくのです。
 

歯並びが悪くなるパターン……前歯のねじれや「出っ歯」「すきっ歯」

自然に歯並びが悪くなる移動は、数年単位の時間をかけることが多く、「私って昔からこんな歯並びだったっけ……?」と自分でも気が付きにくい場合がほとんどです。自分で気づくことが多いのは、次のような変化が見られたときなどです。

■前歯がねじれてくる
前歯の歯並びがねじれたり、詰まったりしてくるケース。前歯の歯並びが悪くなることがあります。

■前歯が前方へ出てきて、いわゆる「出っ歯」の状態になる
前歯がだんだん前方へ開いてしまい、いわゆる「出っ歯」のような状態になることがあります。

■前歯の間に隙間ができ、いわゆる「すきっ歯」の状態になる
逆に前歯の間の隙間が広がるように開いてくる場合があります。いわゆる「すきっ歯」と呼ばれる状態です。歯の間に物が挟まりやすくなることがあります。

このほかにも奥歯が頬側に移動して、頬の内側の肉を咬みやすくなったりすることもあります。
 

歯並びが悪くなる原因……歯ぎしり・歯周病・親知らずなど

歯並びを悪くしやすい原因は、主に次のようなことが考えられます。

歯の治療の中断
歯についての悩み
「治療を止めたのいつだっけ……?」歯の治療の中断は、痛みがなくても短期間で歯並びが悪くなることがあります。

最も歯並びを悪くしやすいのは、歯を抜いたままにする、仮の歯などが取れたままにするなど、歯の治療を不完全な状態で放置した場合です。この場合短期間でも周辺の歯並びに大きな影響を与えます。

■咬み合わせ
特定の歯が、他の歯と咬み合わせのバランスが取れていなかったりすると、咬むたびに押されたりして、歯並びが悪くなることがあります。

■歯ぎしり
毎日、睡眠中に歯ぎしりが行なわれると、歯並びが悪くなることがあります。上の前歯などが外側に倒れていくように広がることもあります。

■歯周病
歯周病で歯を支えている骨が溶けてしまうと、ぐらつきが大きくなり歯が動きやすく歯並びが悪くなることがあります。

■親知らず
親知らずが生えるスペースがない場合など、奥歯から前歯のほうに向かって、押す力が発生するため、前歯の歯並びに影響する場合があります。
この他にも、頬杖やペンなどを咬む、舌で歯を押すなどの癖などでも、歯を動かす原因になる恐れがあります。

しかし、特に問題なのは、「治療の中断」です。治療中の歯やその周辺の歯は、動きたくて「うずうずしている」状態なので、短期間で予想外の歯並びの変化に繋がることがあり、注意が必要です。もし治療中の歯がある場合は、痛みがなくても、まずは完全に治療が終わるまで治すことをお勧めします。
 

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