視力矯正・コンタクトレンズ・メガネ/コンタクトレンズの選び方・メリット・デメリット

ご注意!コンタクトレンズのケア

あなたのコンタクトレンズを長持ちさせ、安全に使うための基本事項。現在、ご使用中のかた、これから使い始める方へ、忘れず覚えておきたいケア特集。

執筆者:高林 克枝

コンタクトレンズのケアを再チェック!

コンタクトレンズを現在ご使用になっている方、正しいケアをしていますか? また、これから使い始めようとする方、基本的な予備知識をご存知ですか?

コンタクトレンズは「医療用具」です。基本的ながらも正しいケアを日常的に行い、より安全、安心、快適に目の健康を維持しましょう。
今回は、コンタクトレンズのケア、生活編をまとめました。


注意したい生活上のポイント

毎日使うコンタクトレンズ、慣れてしまえば便利ですが、生活上でついつい適切ではない取り扱いをしていませんか? コンタクトレンズの誤ったケアが、目の健康をそこなうこともありえますから、基本的な約束事を守っていきたいものです。

Point 1: 清潔な手でコンタクトレンズを扱いましょう

コンタクトレンズや目に触る前には、手をぬるま湯とソープで必ず洗うことを習慣づけましょう。とても簡単なことですが、ついおろそかにしていませんか。手を洗うときは、指の間や爪の内側にも気を使って、丁寧に汚れを落とすように心がけてください。
手を洗わずにコンタクトレンズを触った場合には、細菌が目にはいって繁殖する恐れがあり、とても危険です。

そして洗面所では、コンタクトレンズに、化粧水やソープ、薬品などが付着しないように注意してください。それらがコンタクトレンズに付着して目に入ると、目の健康を損なうこともあります。

Point 2: コンタクトレンズは水道水に浸さないようにしましょう

水道水は洗浄液がわりはなりません。
例えば、水道水で保存液を作り、使用した場合、水道水中にいたアカントアメーバで角膜に潰瘍ができて、角膜移植が必要になる場合もあります。

さらに、コンタクトレンズを、口のなかに入れたりしないでください。口の中には細菌がたくさんいます。それが目にはいって、感染を引き起こし、視力にダメージを与えたりする場合があります。

Point 3: 紫外線を防ぐように工夫しましょう

コンタクトレンズ使用者は、太陽光に、より敏感になっています。外出時には、紫外線を防ぐためにサングラスや帽子を着用するようにしてください。

また、紫外線吸収剤を配合したレンズ素材を使用したコンタクトレンズも販売されていますが、サングラスのかわりに代用できる効果は期待できないものと考えてください。そして使用にあたっては事前に眼科医のアドバイスを受けるようにしてください。

次のページでは、就寝時と化粧時のアドバイスを紹介。>>
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