老眼/老眼の基礎知識

老眼Vol.1 なぜ目は老化するのか?(2ページ目)

40歳をすぎれば、ちらほらと目の調整機能が落ちて眼科医に老眼と診断される人もでてくる事実。目の老化は、だれにとっても、そんなに先のことではないのです。

執筆者:高林 克枝

年齢を重ねるとともに、体がさびていき、老化につながる。肉体のなかでの酸素が及ぼす功罪は、フリーラジカル論として注目されています。そして、常に目という感覚器がフリーラジカルの影響をまともに受ける器官であること、それに対するアンチエイジングの研究に携わり、多数の書籍を表しているのが慶応義塾大学医学部眼科教授、坪田一男先生。

坪田先生は、目に対してフリーラジカルがもたらす危険因子を、このようにあげています。

  • 紫外線
  • 放射線
  • 農薬
  • 薬剤
  • 大気汚染
  • 食品
  • タバコ
  • ストレス

    太陽光などの紫外線は、外出の際に避けることはむずかしいし、スーパーマーケットの野菜や果物がどれほどの農薬を散布されたものかはわかりにくい、そして都市部では大気汚染された空気を吸わないわけにもいかないし、多忙だと食事も変則的になるし、ストレスもたまる。つまり、現代人にとって、普段の生活はフリーラジカルの影響を避けて通ることはむずかしそうな感じがしますね。

    では、少しでもその影響を抑えるようにするためにはどうすればよいのか考えていく必要があるのではないでしょうか。

    参考書籍:『老眼をあきらめるな!目からはじめる不老の医学』坪田一男著


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