蛋白尿から疑われる病気
体調不良の原因を「忙しさ」だけで片付けてしまうと大変なことに……! |
- 糸球体性……糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、膠原病、糖尿病性腎症など
- 尿細管性……間質性腎炎、重金属中毒(水銀・カドミウムなど)、移植腎拒絶反応など
- 溢流性……多発性骨髄腫、横紋筋融解症など
こうした原因に関わらず、尿蛋白などの腎臓疾患を示す所見の存在、あるいは、中等度以上の腎機能低下が3ヶ月以上続く場合を
慢性腎臓病の対策は?
慢性腎臓病を詳しく調べるには、血液検査や蓄尿検査(24時間尿をためる)が必要です。これによって、慢性腎臓病がどの段階にあるのかを判定し、それぞれに応じた治療を行うことになります。この慢性腎臓病を予防するには、メタボリック症候群と同様に生活習慣の見直しが第一です。- 禁煙
- 塩分摂取量制限(1日あたり6~7グラム以下)
- 肥満解消のために適度な運動
- 蛋白(肉類)摂取量の制限
- ストレスをためない
内科医の立場から、セカンドライフの落とし穴として慢性腎臓病を中心に解説しましたが、歯の健康も非常に大切だと考えています。人生の節目には歯科検診と健康診断を受けて、病気の早期発見に努めましょう。
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