事前準備ができれば、どしどしモデルルームへ出かけましょう。マンション購入ビギナーが、気になるモデルルームへ出かけることは、取捨選択できるだけの情報を収集するためにも、とても良い事です。ただし、事前準備で把握した自分の購入基準からかけ離れるマンションまで見に行っていると、時間も費用も無駄。インターネットや取り寄せたパンフレットである程度の数をセレクトし、効率の良い見学プランを練りましょう。特に、新規売り出しのマンションでは、申込期間が限られていますので注意が必要です。コレ!と決めた時には申込み期間が終わっていた、なんて悲しすぎますね。
さて「モデルルーム見学直前対策vol.2」の今回は、モデルルーム見学当日の行動ポイントについてご紹介します。
モデルルーム見学、当日の行動ポイント
[1]出発前に持ち物チェック!
[2]モデルルームまでの行程では交通ルートをチェック
[3]到着したらアンケートを記入。来場者ウォッチングも忘れずに
[4]モデルルームガイドを入手し、モデルルーム見学
[1]出発前に持ち物チェック!
モデルルーム見学の際には3点セット(地図・筆記具・事前準備の見たい聞きたいポイントリスト)をお忘れなく! |
●モデルルームや現地までの地図
●メモ
●見たい聞きたいポイントリスト(事前準備でピックアップしたもの)
●モデルルームや現地までの地図
モデルルームや現地へ行くには地図が必要ですが、いろいろと気が付いたことを書き込めるようにコピーをとって持っていくと便利です。手元の地図には載っていないお店や建物、道、さらに嫌悪施設などがあれば要チェック!
●メモ
これは、モデルルーム見学時や見学までの行程で気付いたことを記録するためのもの。立派な「見学ノート」を作る必要はなく、ダイアリーやスケジュール帳のメモ欄で十分。大切なのは、後で見てわかること、どこに書いたかしら?と行方不明にしないことです。この時のメモがあなたのマンション購入の最終判断に活きてくる可能性大。気になることは何でもメモしておきましょう。気になる箇所はデジカメや携帯カメラで記録しておくのも有効ですね。撮影前には、ひとこと断りましょう。
メモには、不動産会社の担当者のコメントもしっかりと控えておきます。記録の際には、日付・曜日に加え、天候や時間帯を記入しておくことも忘れずに。次回訪問の際、曜日や時間帯、天候を変えて出かけることができ、とても役立ちます。
●見たい聞きたいポイントリスト(事前準備でピックアップしたもの)
これはなくてはならない持ち物ですね。ただ何となく見学するのではなく、目的を持って有意義に効率的に見学するためにも、自分がマンションを購入するにあたって、見ておきたい、聞いておきたいポイントを整理し、実際にその点を忘れずに確認していくことが大切です。
●メジャー
間取のサイズは図面集に掲載されているので、モデルルームを一箇所ずつ計測する必要はありません。モデルルームを見始めたばかりで、購入の候補となるマンションが絞られてない段階では、あまりメジャーの出番はないでしょう。ですが、候補が絞られ、何度目かのモデルルーム見学では、現在使用しているクローゼットで、新居に持ち込みたいもののサイズを測っておき、モデルルームで配置や置き場所の確認、さらには引越しの際に玄関ドアから運び込めるかなどの検証をするのに便利です。
[2]モデルルームまでの行程では交通ルートをチェック
モデルルームや現地までの行程では交通ルートの確認を行います。見学スケジュールに余裕があれば、勤め先の最寄駅まで行き、そこからの所要時間を確認すると確実ですが、そこまでしなくとも通勤をイメージして交通ルートの確認ができれば十分です。現地最寄駅の時刻表を入手し、始発や最終電車、運行間隔、土日のダイアなども見ておきましょう。
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