倒産する企業の増加、そしてリストラ。最近、日経新聞を読んでいると毎日のように悪いニュースが目に付きます。新聞だけではなく、皆さんの身の回りでも「リストラされてしまった」「解雇になった」「ボーナスがカットされた」などという話を聞く機会は増えていませんか?私のところにいらっしゃるキャリア相談の内容も、今まで以上に現職の会社の業績不振に伴う内容が増えております。

今回は解雇されてしまった方向けの対処方法です。シーン別に対処法を書かせていただきました。もしご友人の方などで、解雇または退職に追い込まれてしまった方がいれば教えてあげていただければ幸いです。

突然の解雇宣告、さぁどうする!?

突然の解雇宣告、あなたの取るべき行動は?
突然の解雇宣告、あなたの取るべき行動は?
ある日突然、解雇を言い渡されたら…考えたくもない話ですが、この不況ですから、実際に起こりうることでもあります。どのようにするのが良いでしょうか。

解雇を言い渡されると、ついつい感情的になりがちです。「ふざけるな!」などと声を荒げてしまう人や呆然としてしまう人、泣いてしまう人など様々な反応があります。解雇についていえば、正式に「辞めて欲しい」と直接わかりやすくはっきりといわれる。または「もっと他にいいところがあるんじゃない?」と遠まわしに促されることもあります。いずれにしても精神的にショックを受ける方が多いかと思います。

■内容が不当だと思う場合
まったく不明確な解雇理由だった場合、弁護士事務所に連絡をして判断を仰ぐという方法もありだと思います。また、東京の方であれば東京労働局のHPをご覧ください。このなかに、「個別労働紛争解決制度」があり、労働問題について相談にのってもらうことができます。地域ごとにサービスがありますので、労働省のHPをチェックしてみるとよいでしょう。

労働局のHP

■内容が致し方ないと思った場合
争いごとは嫌いだとか、会社の業績がこれだけ悪ければしょうがないとか、納得はできかねるが、争いまではしたくないという場合。こういったときは「わかりました」と返事をすぐにして、どれくらいの金銭的な補償をしてくれるのかを具体的に話すようにしましょう。

会社というものは辞め方が重要なもの。「立つ鳥跡を濁さず」という言葉もありますが、揉めに揉めての退職となりますと、世間も狭いもので悪い噂は他社や他人に伝わってしまうことがあります。そうなってくると転職でも不利になる場合もありますので、悔しい気持ちはわかりますが、穏便にあまりことを荒立てずに自分をもっと高く買ってくれる会社があると信じて、すぐに転職活動に移るのが賢い選択と言えます。

次のページでは、解雇後の転職活動について解説します!