転職自体は、いいというものでも悪いというものでもないと思います。一方で、すっかり転職して損をしてしまっているなという方もいるのが事実です。今回は、安易な転職をして、ちょっともったいないな、損をしてしまったな、という方について書かせていただきます。
人間関係が嫌で、衝動的に退職したケース
転職で損をするのは、ズバリこんな人! |
人間関係で悩んだ場合、会社に対して異動を働きかけれるようでしたら、まずは一度、上司や上司の上司に相談にのってもらうと良いでしょう。仮にそれでマイナスポイントになったとしても、次に頑張って評価をあげればよいと思います。
衝動的に退職している場合、転職理由を取り繕っても、なんとなく面接でバレてしまうもので、かえって不利になってしまうことがあります。もしも退職してしまったという方は、反省しているということを面接のときに伝えるとかえって正直で、印象が良くなります。
1年たたずに、また転職したケース
「1つの会社にどのくらい働けばよいのでしょうか?」これについては正解はないですが、1年たたずに退職した場合に、何かあったのかな? 継続できない方なのかな? と思われてしまうことはしかたないところ。それぞれ事情があるものですが、会社からクビになったということでなければ、残る方法がないかを考えてみるのが良いでしょう。
また、入社して、3日や1週間でどうしても合わないと思った場合は、逆に中途半端に長く働くよりは、相談の上退職して、継続できる職場を再度探したほうが良いかもしれません。
転職活動において、沢山の企業を受けすぎているケース
転職活動中に、10社、20社と会社を受ける方も多いでしょう。その際に、まったく一貫性のない活動をしている方がいます。商社、メーカー、ベンチャー、外資、など。なぜその会社を受けているのか? いまいち説明ができない。軸のない方は信用されません。業界が違う会社を受けていること自体は問題ないのですが、自分が賛同できるビジョンを持っている会社を受けているとか、ニッチでも明確な強み、特徴のある会社を受けているとか、面接官としては軸が欲しいと思うものです。
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