業界も職種も違う仕事に転職したいという場合
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業種も職種も未経験の場合は? |
一番難易度が高いケースですが、可能性がないわけではありません。例えば、人材系のベンチャー企業で営業をしていた方が、投資銀行に転職したというケースもあります。この場合の転職できたポイントは、元々の能力や学歴が高く、第二新卒であったなどの前提となる条件が揃っていたということはあるものの、金融業界を研究し、多くの業界人と会う機会を積極的につくり、金融業界で求められるスキルやポイントを掴んでいったという、その方自身の努力がありました。また、外資系ITベンチャーでセールスと企画をしていた方が、戦略系のコンサルティングファームに転職したという実例もあります。この方のポイントとしては、論理思考力があることを十分にアピールできたことが挙げられます。目標に対する達成志向や強いプロ意識があり、行動を確認すると一般の社員よりも全てにわたって高いレベルで仕事をしていたことがわかり、その結果全く未経験の仕事への転職が可能となりました。
業界も職種も違う場合、その行き先の企業で求められる要素を分析して、現在の仕事との共通点を多少でも見出し、加えて、業界や職種の研究においては企業のHPを閲覧するだけでなく、ターゲットとなる業界の人に直接会って確認することをお勧めします。