今回は、転職でそもそも年収があがる人はどんな人なのか? そして、年収アップのポイントをお伝えします。
転職で年収は、本当に上がるのか?
転職で年収はあがるのか…? |
年収20%upといえば、たとえば、500万円なら、600万に、800万円なら、960万にあがるということですが、私が5000名以上のキャリアカウンセリングをしてきた経験からいえば、年収20%upで転職することは、絶対できるとはいえないものの、できている人はままいるといったところでしょうか。
とはいえ反対に、年収を下げて転職している人も多いようです。その場合は、その方の転職理由は「お金よりも仕事内容を変えたい」ということだったり、「労働時間を短縮したい」ということだったりします。
■年収が上がる業界の見つけ方
日本の産業において、給与の高い業界や会社には次のようなパターンがありますので、そもそも給与レンジの高い業界または会社に転職することです。
(1)業界1位または2位の会社
(2)金融、総合商社、コンサルティングファーム、医療
(3)外資(ただし退職金がない場合がままある)
日本人の平均給与はいまだに400万円台ですが、これらの3つのパターンにあてはまっていれば、取締役や部長でなくても1000万円以上もらっている方の割合が多いです。
それぞれの会社は、必ずしも簡単に入れるわけではありませんが、
(1)では、学生には人気がないBtoBのビジネスであり、企業向けサービスを行っている会社などで強みがあり、利益率が高ければ、年収があがる可能性があります。
(2)の金融業界では、今はサブプライムローンのあおりを受けて、とても厳しい状況ですが、これも時期の問題で、いったん落ち着けば、年収レンジが高い業界であることは疑いのないところです。
(3)についていえば、日本企業から外資系に転職した場合2、3割給料が高いことはよくあることです。一方で退職金がなかったりしますので、そのあたりは考慮のうえ、ご決断されると良いでしょう。
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