JALでは、「自己申告」でESTA確認?!
1月12日から、ESTA(電子渡航認証システム)がスタート! これにより、アメリカへ旅行する際は、新たにインターネット上での事前申請が義務づけられます。この制度変更を受け、航空各社は、申請を済ませたかどうかを搭乗前に確認するコンピュータ・システムの導入を進めています。ただ、日本航空など一部の会社では、12日のスタートに間に合わない模様。そのため、当面は口頭による「自己申告」で確認する予定です。ちなみに、申請していないのに「申請した」とうそをついて搭乗すると、アメリカに入国する際にバレて、入国を拒否される可能性が高いとのこと。面倒でも、まじめに申請しておいた方が無難……。ESTA手続は無料! しかも、ネット上でできます
ところで、ESTAとはどんな制度? ESTAは、2001年にアメリカで起きた9.11同時多発テロを契機にできた制度で、安全上問題がある人物を、搭乗前に排除することが目的です。現在、観光など90日以内の滞在目的で同国を訪れる場合、ビザ(査証)が免除されていますが、1月12日以降は、事前にESTAの認証を受けることが必要になります。ESTAの申請は、専用のウェブサイトから行います。トップページから日本語のページへ飛べますが、入力自体は英語で、内容はパスポート情報など。旅行会社に代行を依頼することもできますが、有料になる場合もあり……。通常は、申請に対して即回答が得られ、一度認証されれば、原則2年間有効。ちなみに申請手続は無料です。アメリカ政府は、渡航する72時間前までの申請を推奨していますが、とにかく早めの申請がお勧めです。【関連サイト】(外部サイト)
・ ESTAの申請用ウェブサイトhttps://esta.cbp.dhs.gov(英語)
・外務省のESTA解説(日本語)