家庭から流す水が怖い？水で考える環境問題(4ページ目)

データがそろってからでは遅い

頭髪用ビーワン水（ビーワンバランス）と光触媒トリニティーは、ビーワンシステムの基本となる商品

その疑問を解明すべく、姫路の天然水「ビーワン水」や光触媒トリニティーの総販売元で「ビーワンシステム」を展開する、株式会社 環境保全研究所の西銘社長にお会いして、お話を伺いました。

ビーワン水やトリニティーよる効用は、西銘社長いわく「高次元の力」。これらによる環境浄化の結果は、全国各地の美容室などからの報告で実証されているそうです。しかし、まだ科学的には解明されていない部分が多く、データが十分に揃っていないとのこと。そのため、信用されない点も多いようで、大手企業などには採用されにくいといいます。

「しかしこれらの商品が広まるのが、データが揃ってからとか水質浄化が解明されてというのでは、もはや地球にとっては、遅い」とは西銘社長の弁。現在実証されている結果が商品のヒットにつながっており、同社の売上を伸ばしているものの、大手メーカーが新規参入したり同社と提携したりということは、当面なさそうだとおっしゃいます。

それは、実は他の理由もあるようです。というのも、化学物質を含む洗剤や添加物たっぷりの食品を製造・販売している企業が、化学物質を分解する商品を取り扱うということは、それまでの商品を否定することになるからです。

近い将来、地球環境の変化がどんどん進み、気候の変化や新型ウイルスの蔓延などによって、私たちの生活そのものを見直さなければならない時期が来ることでしょう。その時になって後悔したり、あわてたりしないように、便利さや快適さの裏側にある弊害にも目を向けた消費者になる必要があるのではないかと考えさせられました。

【関連サイト】

・「『家庭排水』を考える。（All About「住まいを考える」ガイドサイト）」

・「『家庭排水』を半分に減らす３つの方法（All About「住まいを考える」ガイドサイト）」

【関連リンク】

・「エネルギー資源・環境問題」

【取材協力】

・株式会社　環境保全研究所

・美容室Dreams