なぜ、美容室が環境問題に取り組むのか?
排泄物などを含んだ生活排水も、この通りの透明度に! |
美容室では、パーマ液やカラー剤という化学薬品を使わなければ商売になりません。そこで、これらによる有害な物質を体内になるべく浸み込ませない方法が必要です。さらに、有害な化学物質を使用した排水を垂れ流さないことが、地球環境には必要です。日常的に、パーマ液などの薬剤を使用した排水を流していた自責の念から、地球環境を考えるようになったそうです。
美容室の方から話を聞いていくうちに、これら有害な化学物質を分解する水があるということを知りました。
きれいにしたいのは、「使う」水だけでなく「流す」水
それは、姫路の天然水「ビーワン水」と光触媒トリニティーを使った水です。では、光触媒とはいったい何なのでしょうか?光触媒とは、光のエネルギーを使って効果を発揮する触媒です。たとえば、洗濯物が紫外線によって抗菌されたり、水道水を汲み置いておくことで塩素が分解され魚が育つ、という例は、光触媒の働きによるものです。
環境を汚染する物質や悪臭の除去、汚れの防止に効果があることから、最近増えてきた抗菌商品には、光触媒が使われていることが多いようです。たとえば、脱臭やホルムアルデヒドなど有害物質を除去する効果のある空気清浄機、においの気にならない冷蔵庫、汚れにくいトイレなどに使われています。
姫路の天然水「ビーワン水」と光触媒トリニティーを活用した「ビーワンシステム」という施術法を導入した全国の美容室やサロンでは、お客様の育毛の促進や髪質改善などの効果が出ているそうです。また、美容師さんの手荒れも改善したとのこと。さらに、人体だけでなく、この水を使用すると排水溝や家庭用浄化槽がピカピカになったといいます。体内に長年蓄積された有害な物質が分解されること、排水に含まれる汚染物質が分解されることが「ビーワン水」と光触媒トリニティーの効用だそうです。
次に、ふとした疑問がわいてきました。
光触媒によって有害物質が分解され、人体や地球環境に良いのなら、これらを大手メーカーで扱わないのはなぜなのでしょうか。
その答えは、次のページで!