モデルルーム見学/モデルルーム見学のコツ【室内設備・インテリア編】

モデルルームはどこを見る?(3) 設備は使い勝手が命

モデルルームチェック第3弾は、水まわりや構造面のチェックです。キッチンやトイレ、浴室など設備類が集中する水まわりは住み心地を左右する重要なポイント。目に見えにくい構造面は担当者に聞いて確認しましょう。

執筆者:吉山 日出樹



前回に続き、モデルルーム内部に入ってのチェックの後半は、水まわりやバルコニー、構造などを見ていきます。ここまでチェックすればほぼOK。後悔しないマンション選びに一歩近づくことができるでしょう。

キッチン
●カウンターの高さを確認
キッチンのカウンター(作業台のこと)の高さは85cmが標準ですが、適切な高さは人それぞれです。工事前なら高さを選べたり、調整できるケースも少なくありません。自分に合ったサイズに変更可能かどうか確認しましょう。

●冷蔵庫スペースのサイズを測る
家族の人数や構成に応じたサイズの冷蔵庫を置けるかどうかが問題です。手持ちの冷蔵庫を利用する場合はあらかじめ自宅で寸法を測っておきましょう。扉の開く方向によっては動線に影響が出る場合もあるので確認します。

●収納の量や使い勝手も重要
見た目のきれいさに目を奪われて使い勝手がなおざりになっては意味がありません。収納はどこに何を入れるかを具体的にイメージし、上部の吊り戸棚も出し入れしやすいかどうかをチェック。

●設備や内装がオプションか標準か
浄水器や食器洗い乾燥機、オーブンなどが標準仕様かオプションか、天板(カウンタートップ)の素材は選べるか。オプションかどうかはマークなどで確認できる場合が多くなっています。

●LDとの関係を確認
調理中にLDが見渡せるか。逆にLDからキッチンが見える構造か。つくった料理を運ぶときはどうするかなど。家族とのコミュニケーションや作業効率の面から重要です。

●給湯器は何号か
24号が標準です。容量が小さいと、浴室とキッチンとで同時にお湯が出せないなんてこともあるので要注意。


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