今回の聖火リレーを「失敗」と報道する海外メディア
画像は中国。中国政府は今回の五輪に多大な期待をかけているが…… |
しかしこの状況においても、スポンサー企業は聖火リレーの中止に反対しています。そのために多少のルート変更をしつつも、最後まで実行されることになりました。
今回はすでにスタートしてしまったためにやむを得ず最後まで実行されることになった聖火リレー・国際ルートですが、IOCは次回の2012年ロンドン五輪以降の国際ルートについては、是非を検討していく姿勢でいます。
本来は五輪の象徴として1936年のベルリンから始まった現代の聖火リレー。今年は、スポンサーの商業主義と世界の人々の中国政府への憤りが激突する場となってしまいました。今回の聖火リレー・国際ルートについて、「失敗(fiasco)」という言葉で報道している海外メディアも少なからず見られます。本来の聖火リレーの意義をもう1度考えて、次回以降の国際ルートの実行を決定して欲しいものです。
参考サイト
The Australian(2008/4/23)北京五輪聖火リレー公式サイト
●世界のニュースについてさらに踏み込んだ情報を載せて、毎月メールマガジンを発行しています。「世界のニュース・トレンド」ガイドメルマガのご購読を希望される方は、href="http://allabout.co.jp/career/worldnews/nlbn/NL000644/bnbody_1.htm">こちらからご登録ください。
●「世界のニュース・トレンド」サイトの全ての記事が分類された記事索引はこちらになります。
【関連記事】
「チベット暴動で五輪はどうなる?」(All About 世界のニュース・トレンド)
「オイルマネーに支配されるAHF」(All About 世界のニュース・トレンド)
「東京は五輪開催地になれるのか?」(All About 世界のニュース・トレンド)
【関連リンク】
「北京五輪の聖火リレー通過国はどこ?」(All About 中国語)
「史上初5大陸をめぐる聖火リレーがシドニーを出発!」(All About オーストラリア)
「北京五輪・聖火リレーは大荒れ!」(All About よくわかる時事問題)
「長野・聖火リレーの波乱万丈」(All About よくわかる時事問題)