美しい夜景が楽しめる六本木でスタートする2強対決は、街の魅力が倍増する好機! 写真提供:「NIGHT Windows ~東京の夜景」 |
【CONTENTS】
■1ページ…… 東京「六六戦争」勃発で、六本木はさらに活性化へ!
■2ページ…… 「勝ち組」企業のミッドタウン移転の背景に、「裏事情」を発見!
ミッドタウンv.sヒルズの東京「六六戦争」、ついに勃発!
ミッドタウンは、「都心の上質な日常」をコンセプトに、六本木交差点に程近い防衛庁跡地に建設された大規模複合型施設。オフィス・住宅・商業施設・美術館などを収容していますが、そのうち商業店舗数は130。ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」を初め、ファッション、インテリアからカフェ・レストラン・バーまで、国内外の名店が勢ぞろいし、高級感を満喫できそう!そして、ミッドタウンのシンボルとなるのが地上54階建ての「ミッドタウン・タワー」。高さ約248mと、先輩格の「六本木ヒルズ」森タワーを10m超過! 今後、熱い「競争」が予想される東京「六六戦争」に向け、堂々の参戦宣言?
好敵手同士の「競争」で、六本木の魅力は倍増!
一方、ミッドタウンからわずか徒歩10分という目と鼻の先でライバルの「追撃」を迎えるヒルズは、4月で開業4周年を迎えます。初年度(2003年)の来場者は約4,400万人と、一躍人気観光スポットになる一方で、テナント企業にはライブドア・楽天など、当代「勝ち組」の面々が勢ぞろい! IT業界の一大拠点としての地位を確立しました。また、最近では、15回目を迎えるフランス映画祭で最新映画を一挙公開。オープニングの「レッドカーペットセレモニー」には、ガイドも大ファンの名女優カトリーヌ・ドヌーヴも登場し、春らしい華やかさがいっぱいにあふれています。ミッドタウンの登場を迎えた今後は、「好敵手」同士が互いに切磋琢磨し合う中で、六本木の集客力は倍増?! 東京「六六戦争」は、街の魅力をさらに高める絶好の機会となりそうです。
ところで、ミッドタウンへ入居する企業の顔ぶれに目を向けると、富士フイルム、コナミ、グッドウィル・グループ……。東証1部上場の蒼々たる面々が勢ぞろいしていますが、IT業界では、ヤフーのほかUSENの顔も見えます。これらの「勝ち組」IT企業はなぜ、ミッドタウンを目指す? その背景を探ると、なぜか共通する「裏事情」が…… → 次のページへ