若い世代の収入格差、男女とも20~24歳がダントツ・アップ!

最近は、「勝ち組」「負け組」の言葉が飛び交い、「格差社会」がますます色濃くなる様相。その中でも、気になる格差は、何と言っても収入の格差! そこで、ガイドが徹底調査をしてみると……。

たしかに、1980年代以降、日本国全体(世帯単位)の所得格差は、じわじわと拡大する傾向にあります。その原因は、高齢化の進行と単身世帯の増加。高齢者層ほど所得格差が大きく、また、核家族化や単身世帯の増加は、所得の少ない世帯の増加につながるらしい(厚生労働省資料、「労働政策の今後の課題~格差と非正規雇用~」より)。

ところが、高齢者層には程遠い若い世代の収入格差も、実は拡大している!という、衝撃の事実が判明したのデス。えっ、どんな風に拡大しているの?
※ 対象は、有業者のうちサラリーマンなどの雇用者。
内閣府「平成17年版 国民生活白書」より作成

上の表は、若いカレ・カノジョの年間収入のジニ係数(※)が、1987年から2002年の15年間でどう変わったの?=収入格差がどう変化したの?をウォッチングしたものデス。まず、男性軍をみると、20~34歳までジニ係数が軒並みアップ!(緑色部分) 先輩世代である35~49歳と比べても、格差拡大が目立ちます。中でも、20~24歳はプラス0.035と、ナンバーワンの上昇率。一方の女性軍も、20~24歳がプラス0.038と、ダントツ・アップ! 25~29歳はちょっぴり上昇、30~34歳は変わらず(赤色部分)となっています。
※ 0から1までの間で、所得分布の格差を表す係数。値が大きいほど、格差が大きいことを意味する。

ナルホド、男女とも、年が若いほど、収入格差が大きいというワケか……。この格差が、将来にわたって固定化されれば、格差社会は、さらに進行する?

自分の給料は「勝ち組」?「負け組」? でも、それより……

ところで、オレ(私)と同じ年の平均収入って、一体いくらぐらいなの? そうそう、そこはヤッパリ、気になるところだよネ! そこで、日本経済団体連合会の「2005年6月度 定期賃金調査結果」(※)をウォッチング!
■25歳…… 男性23.5万円、女性22.8万円
■30歳…… 男性32.9万円、女性28.3万円
■35歳…… 男性39.8万円、女性34.2万円
※ 調査対象:企業会員・東京経営者協会会員会社2,067社、回答社数:329社(うち従業員500人以上が74.5%)。賃金額は、大卒の管理・事務・技術労働者の標準者賃金(学校卒業後、直ちに入社した従業員で、勤務年数など設定条件に該当する者の所定内労働時間賃金)、1,000円未満を四捨五入。

上記は、従業員500人以上の企業=会社数全体のたった1%にも満たない大企業が中心だから、カナリ高めの「勝ち組」ランク? オレ(私)の月給と比べてみると……。

さ~て、オレ(私)の月給は「勝ち組」ダ~と、喜んでいるあなた! 「勝ち組」の地位は、将来にわたって約束されているわけではありませんヨ。あなたの座を虎視眈々と狙っている、陰の挑戦者がいるカモ……。「勝ち組」の座でノンビリあぐらを掻いていると、足元をすくわれかねません。今後も、「自分磨き」をお忘れなく!
そして、オレ(私)は「負け組」ダ~と、落ち込んでいるあなた!(「仕事は今、ちょっとオヤスミ中」のあなたも!) なんのなんの、人生80年の時代、たかが20~30年生きたぐらいで、結論は出ません。人生は「七転び八起き」「楽あれば苦あり」昔の人は、さすがにいいことを言うネ! たとえ、今は「負け組」でも、将来、「勝ち組」の座がゲットできるチャンスは、きっとあるハズ。目先の給料袋の中身に捉われるより、「自分磨き」に精を出し、「敗者復活!」逆襲のチャンスを狙え!

人生は長期戦、山アリ谷アリが当たり前。今の月給の「勝ち組」「負け組」の色分けは、永久に続くとは限りません。そうした色分けに惑わされることなく、あなた自身の個性や能力を精いっぱい活かして生きる道を探ることが、何よりも大切!
それこそが、人生の「長距離ランナー」に求められる最大のスキルじゃない?

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