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自民党名物「派閥」の基礎知識

9月になれば本格化する構造改革と、それによっておこる首相・官僚・政治家たちの三つどもえのバトル。・・・とその前に、バトルで重要な役割を果たすであろう「派閥」について、もう一度おさらいしておきましょう。

執筆者:辻 雅之


(2001年8月28日)

1ページ目 派閥の歴史
2ページ目 橋本派 森派
3ページ目 江藤・亀井派 加藤派/堀内派/河野派 山崎派
旧河本派

自民党を語るうえで、どうしてもはずせない「派閥」。もともと総理・総裁をめざす大物政治家が、票を集めるために議員たちを組織化したのがはじまりといわれます。

派閥の活動が活発になったのは1970年代。「三角大福中」とよばれるはげしいバトルが繰り広げられたのですが、1980年代からはバトルも落ち着き、そしてそれと同時に派閥が自民党になくてはならないものとして定着、今日にいたっています。

派閥がどのようにシステム化され、そして今どのように変わろうとしているのかについては、こちらのCloseUP!を参照していただくことにして、今回は、いまの自民党各派閥をそれぞれ紹介していくことにしましょう。

▼自民党と派閥の歴史
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