一目惚れして衝動買いするのは後悔のもと

はじめてのモデルルームでは設備やインテリアに目を奪われがち
はじめてのモデルルームでは設備やインテリアに目を奪われがち
新築マンションを買うときには、販売センターに行ってモデルルームを見学するのが通常です。モデルルームはマンション内の特定のタイプの住戸を再現したもので、間取りや設備の使い勝手、内装や建具の仕様などを確認できます。

はじめてモデルルームを見ると、フル装備された設備やプロがコーディネートしたインテリアに目を奪われてしまうかもしれません。なかには一目惚れしてその場で衝動買いしてしまうケースもあるようです。

でも落ち着いて冷静に考えてみてください。新築マンションはほかにもたくさん売られています。モデルルームはそれらの物件を、実物を見るのと近い形で比較するために活用すべきものでもあるのです。

買った人が見ているモデルルームは平均で5件

とはいえ、モデルルームをたくさん見すぎるのも考えものです。あまり多く見ると目が慣れてしまい、今度は物件の“アラ”ばかりに目が行って購入意欲が沸かなくなったりします。それに数多く見ると情報を整理するのがたいへんになり、「あのときのモデルルームはどの物件だったっけ?」などと混乱してしまいがちです。

ではモデルルームは何件ぐらい見ればいいのでしょうか。まずは実際にマンションを買った人が何件見たのか、データを確認しましょう。リクルートがまとめた「首都圏新築マンション契約者動向調査」によると、2005年に買った人の見学数の平均は5.0件だそうです。

5~6件見て比べるのがちょうどいい!?

最も多いのは2~3件で32.2%とほぼ3人に1人の割合。 次いで4~5件の25.9%でした。0~1件という「強者」も14.9%に達しています。10件を超える人は少数派で、11件以上で6.5%に過ぎません。ちなみに2004年の調査では平均5.6件、2003年は同5.9件といずれも5件台でした。

物件を比較検討するのに、1~2件では少ないのではないでしょうか。最低でも3件は見た方がいいでしょう。逆に10件以上だと情報を整理しにくくなるので、やはり平均の数字どおり5~6件が最適といえそうです。せいぜい7件までにしておくことをお勧めします。

次ページでは効率的な見学方法を考えましょう。