食器洗いのセットが完了
食器洗いのセットが完了しました。キッチンワークトップと食器洗い機トップとは85センチ高さでピッタリと揃い、シンク側は60センチ広がって3500ミリ間口のキッチンになりました。早速、ツナシマ担当者から使い方の説明を受けました。基本的な操作から食器のセット方法まで懇切丁寧に教えていただき、早速試運転に入る。セット完了後は一度フルコース運転をして機械内部に残っている機械油などを取り除くことによって本体内部の臭いを除去する必要があるそうです。
取扱いの注意として教えていただいたことで再認識したのは、シンクで下洗いをしてから食器をバスケットにセットするのではなく、大きな汚れをティシューで拭き取る程度でそのまま食器洗い機にセットしても良いこと、そして食器洗い機を食器棚代わりに使うことは止めてほしいということ。その日々の食器を洗って乾燥させた後は取り出して食器棚に収納するようにしないと、食器を中に残したままでいると段々食器洗い機を使わなくなってしまうことが多いそうです。
キッチンプランニングで食器洗い機とシンクとの関係が重要であることには変わりがありませんが、食器棚と食器洗い機との動線計画もとても大切であることが再確認できました。
試運転終了後、夕食に使った食器やグラス類、小型のホットプレートやマナ板まで一気に洗ってしまいます。60センチ幅の食器洗い機は14人分の食器を洗える余裕の容量となっていますが、鍋類や魚焼きグリル本体と網までたっぷりと入る点が気に入りました。
たっぷり容量なので、朝食や昼食に使った食器はシャワー洗浄という3分間の水洗いプログラムにセットしておき、夕食後にその日一日の食器や鍋類を洗ってしまうのが一番効率の良い使い方となります。またオール電化の場合電気料金が安くなる契約がありますからその時間に合わせて,例えば夜の11時から運転するとより経済的に利用できる訳です。
こうやって実際に使いはじめて見ると、食後の後片付けの負担がグッと低減できることが実感できます。
さて、食器洗い機を使うと主婦にとって気になるのは電気代や水道代などがどれ位かかるかということでしょう。
今回採用したASKO・D3350の消費電力は0.7KW、標準コース洗浄水量は9.9Lit.と、エネルギー消費は格段に性能アップしています。
運転音も44.1デシベルと静音性が高まり、オープンキッチンで運転していてもほとんど気にならない音です。
いろいろな食器洗い機が各社から発売されていますが、暮らし方を根底から変えるためには、60センチ幅でできるだけ大きな容量の機種がおすすめです。朝・昼・夕と食事の都度フル運転するのもひとつの方法ですが、ここでご紹介したように朝・昼はシャワー洗浄で大きな汚れだけ落としておいて、夕食後にフル運転すれば省エネにもつながるし、簡単な作業で後片付けができるためご主人への役割分担も移行しやすく、家事作業を根底から変えることができます。
今回の工事に要した費用はASKO社食器洗い機D3350本体税込み価格298,000円、フリースタンディング用キット税込み価格29,400円と、機器の配送搬入据え付け工事費51,400円、200V電気工事費、給排水分岐接続工事費、キャビネット加工ミニキッチンリフォーム費などの工事費一式70,000円がかかりました。
※参考資料
ヨーロッパの家電製品には、ヨーロッパラベルと呼ばれるシールの添付が義務づけられていますが、ASKO社の製品に貼られている性能表示は次の通りです。性能表示はAからGまで7段階となっていますが、ASKO社の食器洗い機も洗濯機もトリプルAの性能で、これだけ高品質の機器は他社では殆ど見られない特徴です。
(注)乾燥機の性能表示は省エネ性能のみとなっています。
実際のヨーロッパラベルは、下左のようなデザインです。これは洗濯機に貼られているもので、機種によって脱水の性能評価に若干の差があることが読めます。また日本に輸入されている家電機器にはこのラベルは貼られていません。
スウェーデンASKO社の工場視察記事も合わせてご覧ください。
ASKO社の輸入販売元ツナシマ商事のサイトに商品詳細があります。
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