大成功のKDCM記念講演会
「日本のキッチンデザイン未来像」概要を報告します!
◇渋谷駅から丸井方面への道を歩いて正面ドームのあるビルが東京電力館。8階に講演会会場のTEPCOホールがある。 | ◇TEPCOホール当日の受付風景。 |
「KDCM」は、「キッチンデザイナーズ・クロスミーティング委員会」という、キッチンメーカー、オリジナルキッチンやオーダーキッチンのデザイン・設計・施工会社、キッチン機器のメーカー、業務用キッチンメーカー、輸入キッチンや輸入機器の代理店などで活躍しているキッチンスペシャリストをはじめとするキッチンデザイナーたちが、今までの枠を超えて横断的なつながりを持ち、お互いに知り合い意見を交わし、刺激し合うことで切磋琢磨していこうという趣旨で設立した研究会です。
この4月9日に、渋谷にある東京電力館のTEPCOホールをお借りして、第1回目の記念講演会を開催しました。TEPCOホールは127席で、講演会参加者は141名の大盛況となりました。補助椅子を足して丁度良い具合でした。
この記念講演会の概要を報告します。
司会は東陶機器の勝川さん。講演会ではタイムテーブル通りの進行役として活躍していただきました。
まず委員会の代表を務めさせていただいている黒田から開会のご挨拶です。講演会開催の背景と趣旨、(社)インテリア産業協会のキッチンスペシャリスト活動支援事業の一環としてのお礼、会場提供いただいた「東京電力」様、他に「クリナップ株式会社」様、「トステム株式会社」様、「東陶機器株式会社」様、「株式会社ツナシマ商事」様など協賛いただいた企業へのお礼と、キッチンスペシャリスト・スキルアップ活動への今後の協力のお願いを合わせていたしました。
続いて、来賓としてご出席いただいた(社)インテリア産業協会の加藤会長から祝辞を頂きました。
2年前の小泉行革で(社)日本住宅設備システム協会がなくなり、キッチンスペシャリスト資格制度の運営管掌が(社)インテリア産業協会に移管されました。キッチンスペシャリストへの支援をどのようにすればいいのか模索する中、今回のような委員会活動が生まれたことに期待しているというお話や、最近相次ぐキッチン周りの家庭用機器のトラブルや安全なキッチン空間、CO2削減も含めたキッチン環境への配慮など、これからますますキッチンスペシャリストの役割が大切になるとご指摘をいただきました。
次のページでは喜多俊之氏の講演内容をレポートします。
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