イタリアモダンの魅力　BALS TOKYO

アートのような壁面のディスプレイはインテリア雑貨の魅せ方のお手本

中目黒駅から歩いてほんの数分、駒沢通りと山手通りの交差点にある複合ショップ、BALS STORE。2階建てで濃いグレイの外観がとてもシック。ゆとりある暮らしを演出するショップが集まっていて、つい寄り道してしまい、BALS TOKYOにたどり着くまでにかなりの時間がかかっちゃうこと間違いなし。

美しいデザインの家電で知られるamadanaや、フランス発のアートフラワーブランドHERVE GAMBS（エルベガンブス）で目を楽しませたら、わくわく感は最高潮。さて、いざBALS TOKYOへ。雑貨、家具、インテリアグリーンなどを幅広く取り扱っていて、どのアイテムをとっても「素敵！」「欲しい！」を連発してしまいます。まずは1階のインテリア雑貨・テーブルウェアのフロアから見ていきましょう。

イベント展示で素敵なプロダクトを発見

1階フロアの真ん中に、そのときイチ押しのアイテムが置いてあります。テーブルコーディネートのお手本になりそうなディスプレイのこともありますし、イベント展示になっていることもあります。今なら「ARCHTEXTURE」という、著名建築家のデザインした風呂敷がかっこよくディスプレイされています。

表裏で色の違うもの、オーガンジーの素材を使った上品なものなど、どれも個性的で、いわゆる「風呂敷」なイメージには当てはまらない斬新さ。一枚5,250円です

日常使いとおもてなし　どちらもOKの上質なテーブルウェア

分かる人にはわかる、このさりげなく上品なシリーズは、お値段も手ごろな1,980円。曲線の違いによる個性を楽しんでください

入り口を入って左側には、大きなテーブルウェアのスペースがあります。リーデルのグラスや、リチャード・ジノリの真っ白なポットなど、ベーシックな雰囲気を持ちつつも個性的な器が揃っています。そしてキッチンツール、和食器も充実。

ゴハン食べるときの器だってインテリアのうち。コレほしいなー、と思いつつも、今日は器じゃないの、家具なの、と自分自身に言い聞かせてテーブルウェアに背を向けます。が、家具とファブリックが置いてある2階に行く前に、バスグッズのコーナーが目に入りました。

ゲストの目に触れやすいグッズは厳選したい

家に招いたお客様がディテールを見ざるを得ない場所、それは洗面台まわり。トイレと近いこのゾーン、手を洗ったときに目に入るソープディッシュや歯ブラシ立てなどは、センスよくまとめたいものです。もしお客様の目がなくっても、身だしなみを整える場所は、やっぱり美しくまとめたいですしね。

左：こんなアイテムがあったら、うちの洗面台もホテルっぽくなるかも。右：NY発のバスアイテムブランド「Kol」です。エキゾチックな香りは「モロッコ」をイメージ。ジャーサイズのバスソルトは481グラム入りで2,940円

バスグッズは一日の疲れを癒すアイテムですから、頑張ってお仕事して帰ってくる旦那さまのためにも、そして自分自身のためにも、上質なものを選びたいですね。BALS TOKYOの水周りコーナーは小さいながらも一つ一つがキラリと光るものばかり。バスソルトは外国の地名がついていて、その都市のイメージの香りが。旅気分でリラックスできますよ。

1階はテーブルウェアとバスグッズのほか、インテリアのアクセントになるグリーンも揃っていて、時間がたつのを忘れてしまいそう。

気になる2階は次のページでご紹介します。