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ショップに学ぶインテリア構築術

家族が早く家に帰りたくなるような魅力的なインテリアを、思うほど、深みにはまって動けなくなることはありませんか? そんなとき参考にしたいのが、インテリアショップのディスプレイ。

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

街ゆくひとの目を奪う、インテリアショップのディスプレイ。今回は、コーナー作りが素敵なショップを紹介しましょう。渋谷のセレクトショップ「in Touch」で、すぐに実践できるディスプレイテクニックをマスター。二子玉川の「IDEE SHOP」からは、雑然としがちなリビングをすっきりさせる簡単テクニックと、お部屋のイメージをあっという間にチェンジする優秀アイテムをご紹介。

触れて感じる「いいもの」が揃うin Touch

渋谷セルリアンタワー東急ホテル内にあるin Touchは、インテリア用品だけでなく、アクセサリーや洋書、バスグッズ、個性的な器など、暮らしに関わる様々なアイテムが揃うセレクトショップ。今日は通り過ぎるだけ、と思いつつも、つい引き込まれてしまう魅力があります。では、インテリアレッスンを開始しましょう。

存在感のあるクッションで華やかさを

ではまず、すごく簡単に取り入れられるテクニック。ダイニングをちょっとだけゴージャスにする方法です。存在感のある、小さめのクッションを用意します。長方形のほうが扱いやすいかもしれません。ほんの少しだけ特別な感じを漂わせたいので、オーソドックスなものよりは、ちょっとゴージャスめ、または個性的なものが良いでしょう。

クッションが決め手のディスプレイ
光沢感のあるクッションは、ひとつ1万3,650円。小さいのに存在感がある、上品なアイテム

次に、このクッションの色に合わせてテーブルクロスを選びます。統一感が出て、いい感じ。ランチョンマットもそれに合わせて選べば、さらにランクアップした感じが出ます。また、この季節であれば、さりげなくブランケットをスタンバイさせておきましょう。あっという間に、ちょっと「よそいき」なムードのできあがり。帰ってきた旦那さまをびっくりさせて、いつもよりちょっと上等なディナーはいかが?

このインテリアテクニックに欠かせないアイテムは;
  • ちょっと個性的な、長方形のミニクッション

ダークカラーに華やかな差し色を

手軽にできるインテリアテクニック、その2はリビング。こちらはダークな色のソファ。プレーンなクッションを組み合わせて、シックにまとめられています。背もたれのところに掛けられたブランケットとクッションを、ソファと同系色にしているのがポイント。色数を抑えているので、とても大人な雰囲気。クッションやブランケットを上質なものにすれば、よりオトナ感が高まります。

背の高いフラワーベースを効果的に使ったディスプレイ
ローテーブルは、中を引き出して小物を飾れるようになっています。受注生産性で39万9,000円

でも、ここで注目するのはファブリックではありません。テーブルに飾られた、明るい色のお花。背の高いフラワーベースって、いつも大きな花ばかり飾れるわけではないから使いこなしが難しいのですが、縁に沿うようにしてお花を生けていくとキマります。お花の円が描ければOK。簡単ですね。背が高いから、視線がここで止まりやすく、印象に残ります。in Touchはさまざまなフラワーベースを取り扱っています。飾り方も含めて、おススメを聞いてみてはいかがでしょうか。

このインテリアテクニックに欠かせないアイテムは;
  • シックな色使いのソファ、クッション
  • 背の高い花瓶
  • 元気が出る色のお花

次ページはリビングのレイアウト。省スペース&グッドルッキング! 目からウロコの、ソファの配置テクニックを紹介します。
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