お手本にしたい「にっぽんフォルム」的インテリア
にっぽんフォルムのディスプレイを見て感じたのは、無理のない快適さ。柔らかな雰囲気と、自然に「いいな」と思える暮らしが想像できること。この「無理のない」というのが重要なんです。ショップの中は、生活ゾーンを思わせるレイアウトで、小上がり風になった畳のリビングスペースは要チェック。深い緑の土壁がカッコいいです。にっぽんフォルムは、無理のない、私達の感覚にあった日本の暮らしのスタイルを提案してくれます |
最近はTVボードを壁面いっぱいに作り付けする傾向があるのですが、こういう土壁だと、幅の合うシンプルな低いボードを置く、というだけでも絵になりそう。このスペースは、リビングを意識して、置畳(おきだたみ)でしつらえてあります。モダンな雰囲気の、和の空間。にっぽんフォルムでは、置畳を使う場合、ある程度の高さがあるスペースを設けることをお薦めすることが多いそう。これにはちゃんとした理由があります。
10~15cm程度床面が上がるだけでも、椅子に座った人との視線が絡みやすくなるから、なんですね。隣り合ったリビングとダイニングを一つの大きな空間と捉えて、より幅広く使うためのグッドアイデアです。
巨匠のデザインはやっぱり素敵!
いわゆるデザイナーズ家具とか巨匠モノのデザインって、部屋の中で浮きそう、と踏み切れない場合もあるのですが、にっぽんフォルムのコーディネートを見ると、ああ、やっぱり素敵! 迷いが吹っ切れます。写真左:剣持勇(けんもち・いさむ)さんデザインのC3150ラウンジチェア(W810×D780×H720×SH380)159,600円(税込) 写真右:佐々木敏光さんデザインのCAROTA-mini(W420×D420×H350×SH200)15,750円(税込) |
なんだか親子の会話が聞こえてきそうな感じのこのコーディネート、意外に場所を取っていません。周りに余計な物を置かないのがポイントですね。これならウチでもやれるかも、是非やりたい、という気持ちになります。家族全員で、お気に入りの椅子でお茶、なんて憧れ、叶えてみませんか?
にっぽんフォルムには棚にずらりと名作椅子が置いてあります。棚に陳列されているのを見るのと、実際に床に置いて見てみるのとでは、印象も違ってきます。スタッフの人に声を掛けて下ろしてもらいましょう。
長大作さんの低座イスなど、和の名作椅子がずらり。ガイドお薦めは写真右のサイドチェア、柳宗理さんのデザインです。一脚54,600円(税込) |
にっぽんフォルムは、アイテムだけじゃなくてスタッフも素晴らしい。インテリアコーディネートなどのインフォメーションは次ページで。