
1)洋室の壁に伝統のじゅらく壁・・・!
ここでは、ベッドルームは洋室にもかかわらず、和室と同じ材料聚楽(じゅらく)壁の塗り壁にして、和室からの延長を意識し、調和をはかっています。
2)洋室の窓に障子を・・・!
窓にはカーテンの代わりに、和室とおなじデザインの障子をはめ込み、より落ち着いた空間をつくりだしています。
3)洋室でも照明は和風のデザイン・・・!
天井の照明は間接照明を用い、主照明は和風の照明器具にしています。(ご年輩のご夫婦のため、照度を高めにしています。60才で600ルクス位必要になります。ちなみに事務所に必要な照度は500ルクスですので、普通のご家庭では異常に明るい感じがします。お年寄りには目の老化のハンデがありますので、明るくしてあげてください。)

和風というと総てを和にしたくなりますね!和風のベッドに藍染めのベッドカバー、民芸調のベッドサイドに和紙の照明スタンド。これでもいいのですが、つまらないインテリアになってしまいます。もう少し、しゃれたインテリアにひとくふうしてみましょう。
4)和風にクラシックデザインの家具・・・!
ここでは、意識をして和風にクラシックデザインの家具を置いています。通常よりベッドヘッドのたかさを低くデザインし、鏡板に籐を使い全体の和風を壊さないようにしています。サイドテーブルも同じデザインで特注されてます。