いかがですか!こんなふうに客用の和室がたいへん便利なファミリールームに生まれ変わりました。
この作品は、デザイナーズ共プロの江崎溥によるデザイン・“<リ・メイク・インテリア100万円パック>”によるものです。
“ここで注意!”インテリアのプロに改装を依頼するときは次の事に気を付けましょう。
1)改装の目的をはっきりとさせる。
2)どんな風に暮らしたいか、どんな風に暮らしているかを具体的に話す。
3)予算をはきりっと提示すること。<後で追加が出ると危ないからと少な目に予算を提示する方が多いと思いますが、その事が裏目にでます。もう少し予算があると思うと気持ちがわがままになり、決めることが困難になりがちです。また、もう少しもう少しと思わぬ出費に驚くことになりかねません!>
4)自分のコンセプトをしっかりプロに伝えることができたら、後はプロにまかせましょう。プロは予算の中で何を優先させてデザインをしたらあなたの希望を叶えられるか一生懸命考えてくれるはずです。
5)改装部分だけでなく、家全体のバランスを考えてデザインをしてくれるプロに依頼しましょう。(玄関だけがアールヌーボー風に豪華にデザインされ、一歩入る廊下には惨めな建具が並ぶアンバランスな例がありましたよ!)
ここでちょっと“家具を選ぶときのヒント!”椅子のかたちをよく見て下さい。曲線の美しい、そして力の強いディテールの椅子です。なぜでしょうか!素直に和風にこだわると直線でスッキリしたテーブルや椅子を選びたくなりますね。
しかし、ここのフローリングは無垢のチェリー材、自己主張が強いのです。それに、窓には障子、前のページの写真でもわかるように横の線が強調されています。ここに和風だからといって線の細いきゃしゃな椅子を持ち込むと障子やフローリングに負けてしまい混然とした雰囲気になってしまうのです。いつでも全体のバランスを考え、こんな風にすこし“ひねり”を入れると個性的なインテリアになります。
費用の参考にしてください。
<リ・メイク・インテリア100万円パック>
床暖房フローリング工事 420,000
キッチン壁開口工事 45,000
(ロールカーテンを含む)
特注家具代 240,000
電気工事 50,000
地袋補強工事 20,000
家具代:
ダイニングテーブル 56,000
ダイニングチェアー ×2 144,000
諸経費 25,000
合計 1,000,000
この記事の改装に関してのご質問・お問い合わせは下記にご連絡ください。
デザイナーズ共プロ
FAX 03-5771-5086
(C)January.2002 Copy & Photo by kanno
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