インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

お気に入りの物を素敵に飾るテクニック

インテリアが大好きで雑貨に目のないあなた、どれも素敵に見えてひとつに決められないあなたに、品物の選び方と飾り方のノウハウをお教えします。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

お気に入りの物を素敵に飾るための品物の選び方


インテリアが大好きで、素敵な小物や雑貨がたくさん集めているあなたのお部屋は、ごちゃごちゃで物があふれていませんか。気に入った物は身の回りに置きたいものです。しかし、ただ飾ってあるだけではインテリアコーディネートされたお部屋にはなりません。品物の選び方と飾り方のノウハウを学びましょう。


【参考例その1】
ダイニング
"玄関に置かれたコンソールテーブル
"この家らしい"というコンセプトを強調させるために玄関のニッチに置かれたクラシックなコンソールテーブルとオーナメントです。ディスプレーの基本であるシンメトリー(左右対称)に置くことにより、落ち着きとクラシックな雰囲気を出しています。



まず、どれも素敵に見えてひとつに決められない、目新しい雑貨をみるとついつい買ってしまう人へのアドバイスです。 
常に自分らしいものを目指すには、物を買うのではなく選ぶという視点を持ちましょう。物を漫然と見るのではなく、素材、形、色をしっかりと確認し、識別できることが必要になってきます。

例えば
■直線的な形、シルバー、クリスタル、ビビットな濃淡のカラー、スキッリしたモダンな印象。
■やさしく暖かくて素朴なライン、植物、布、木など自然素材の持つ柔らかさ、ソフトなカラー、カジュアル、ナチュラルなスタイル。
■なだらかなライン、装飾性が強い、ソフトな色、ロマンチックな雰囲気などのクラシックなスタイル。
このように、誰でもがモノに対して無意識に感じていることを、きちんと意識して見ることが大切になります。

ひとつひとつしっかりと商品を識別できることにより、自分が何を求めているのか、何が本当に好きなのかがわかります。このことが自分スタイルの基本になり、インテリアコーディネートの基本に通じます。また簡単には物を購入しなくなります。買うときには、手持ちの小物と必ず共通点をみつけることが大切です。


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