インテリアコーディネート/スタイル別コーディネート術

カントリースタイルにパソコンを置く!

素敵にインテリアスタイルにこだわっても、どうしても日常の家電が目に付いてスタイルが台無しになることが多いものです。今回はカントリースタイルにこだわったパソコンデスクを紹介します。

菅野 民子

菅野 民子

インテリアスタイル実例 ガイド

二級建築士

住宅設計・インテリアに携わりウ~ン10年、プロ体験に基づくさまざまな知識がいっぱい!なんだかんだと言っても根底はインテリアのことを考えるのが大好きです。

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アメリカンカントリースタイルの部屋に上手に溶け込んでいるパソコンデスク。

どんなにインテリアにこだわっても、今や生活の必需品となってしまったパソコン。こだわりのインテリアとどうマッチさせるのかが大問題になってきています。ここでお見せするインテリアは以前、「温もりのアメリカンカントリー」の記事でご紹介したご夫妻の仕事場のエリアです。どう見てもカントリースタイルに不釣り合いなパソコン機器を絶妙に配置することによって、癒しの空間を作り出しています。そしてなんといっても、小気味よく並んだこだわりのアメリカンカントリーの小物たちが、パソコン機器の存在を目だ立たないようにカバーしています。

アメリカンカントリースタイルに置かれたパソコン

素朴なデスクは、階段の手すりの脇という、リビングルームのデッドスペースに置かれています。デスクの前が階段の吹き抜けになっていますので、目の前に壁がないため広がりが感じられ、快適なデスクワークができる環境になっています。また、広いリビングの片隅に置かれているため、ソファでくつろぐ視線からは外れていてパソコンの存在が気になりません。



デスクの上部空間です。階段の上の吹き抜けには天井がなく、梁や構造体をインテリアとして見せています。塗り分けられた梁は、素朴でカントリースタイルにピッタリ、大きな窓から光が注がれ、火打ち梁に置かれたグリーンもカントリーな雰囲気を盛り上げます。


階段の吹き抜けに取り付けられた照明器具。天井の懐がないので梁にスポット照明が取り付けられ、デスク面を明るく照らしています。


デスクの反対側に置かれているライティングデスク。このライティングデスクと小椅子は、もちろん素朴なカントリースタイルになっています。この部屋は徹底的にアメリカンカントリースタイルにこだわってコーディネートされています。次のページでは、そのこだわり方を詳しくを探ってみます。



次ページは「デスク周りもやっぱり個性的!」に続きます。
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