インテリアコーディネート/インテリアコーディネートの基本

子供の成長期別インテリアコーディネート 0~6歳編(2ページ目)

子供部屋の弊害などが叫ばれています。そこで、子供の居場所を4つのステージに分け、子供の成長にあわせたキッズインテリアを考えてみませんか!

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

1)母と子のきずなの原点!乳児期(0~1.5歳)

カタログ
乳児のための空間。メゾン&オブジェ2007の会場より。
この時期は、親の保護の元、絶対の管理のもとに、安全と生命が保たれる時期です。小さい赤ちゃんために始めてのツール(道具)とスペースが必要になります。
・乳児用のお布団からベビー服、
・乳児用ベッド&寝具、チェスト、
・チャイルドシート、ベビーカー、
・おもちゃ、絵本
・乳児用食器、ミルク瓶、ストーローボトル、ベビー用食器、授乳用エプロン、
・ベビー用バスグッズ、オムツ入れケース
こんなに多種多機能にわたります。これらは思いがけずスペースが必要だったり、赤ちゃんに安心でスッキリ暮らすにはそれらを収納するツールが重要になります。

■普通はベビーベッドを置くために一部屋をあけることが多いと思いますが、リビングとのつながりの部屋に置くことをお勧めします。いつでも、母親の目の届くことが条件になります。そのような空間が無いときは、リビングの片隅などに置くと、家族から見守れていて安心感があります。この時期は、スペースがないからといって、家族の集まる場所から遠い北側の部屋などにキッズルームをわざわざつくる必要はないと思います。

■子供が自由にハイハイしたり、一人歩きを始めるとゆったりとした空間が必要になります。親の目が届くリビングなどが子供の居場所になりますので、ダイニングやソファなどの家具などの移動、床の清潔を保つため清掃が必要になります。家具の角など思いがけないところで怪我などをしないように、一度身の回りをものが子供にとって安全であるか危険であるかを子供の目線で確かめましょう。

■安全を考えて、キッチンには入れないようにしましょう。暑いお鍋やヤカンなど危険物がいっぱいです。コンロのボタンを押したりしますので気をつけましょう。

■この時期、華美なキッズルームや凝ったインテリアはやめましょう。大切なのは子育てしやすく、母親が穏やかに暮らせることが大切です。ほんの少しの期間ですので、家族も子育てを一番に協力しましょう。


次ページは「2)子供だって居場所がほしい!幼児期(1.5~6歳)」に続きます。
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