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春は珊瑚色とフルーツカラーのビスタチオで

2010年の春のインテリアはどのように変わっていくのでしょうか!4つのカラーのカテゴリーに分けて紹介。第1回目はインテリアを華やかに彩るCorail(珊瑚礁)とPistache(ピスタチオ)の組み合わせです。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

2010年春のインテリア・ポイントビュー Vol.1

ファッションと同じようにインテリアにも、毎年さまざまな新しいデザイントレンドが発信されます。来年2010年の前半、春から夏のインテリアはどのように変わっていくのでしょうか!大手のインテリアショップのディレクションやトレンドブックの編集に携わっている「SENSIBILIA(センシビリア)」の篠崎恭子さんに2010年春からのインテリアトレンドを分析してもらいました。4つのカラーのカテゴリーに分けて紹介します。第1回目のポイントビューはアダルトな甘さが漂う「コライユ(珊瑚礁)+ビスタチオ」のカラーの組み合わせです。

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■Vol.1:CORAIL ET PISTACHE(コライユ・エ・ビスタッシュ)
■Vol.2:RUSTIC MONOTONE(ラスティック・モノトーン)
■Vol.3:ORIENTAL BLUE(オリエンタル・ブルー)
■Vol.4:GRAPHIC YELLOW(グラフィック・イエロー)




Vol.1 CORAIL ET PISTACHE(コライユ・エ・ビスタッシュ)

ナチュラルの中に、フルーツカラーを思わせるCorail(コライユ)とPistache(ピスタチオ)などの複数色の組み合わせになっています。
フランスの色彩は色鮮やかなだけではなく、どこか憂いが漂い独創的なものが多いように思われます。中でも、中間色のコーディネーションは格別なものといえます。2010年のインテリアトレンドを予測する、今年秋のメゾン・エ・オブジュエの展示会場では、Corail(コライユ[仏]/珊瑚礁)とPistache(ピスタッシェ[仏]/ピスタチオ)などの複数色の組み合わせが多くみられた。それはまるでスイーツのカラーのような、レベルの高い配色構成になっており、インテリアを華やかに彩る上質なカラースキームになっていました。


次ページは「2010春夏のインテリアポイントキーワード」に続きます。
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