2009年12月2日～4日、東京ビッグサイトでIFFT／インテリアライフスタイルリビング2009が開催されました。この展示会は、住空間を彩るインテリア関連の総合見本市。家具をはじめ、テキスタイル、インテリア小物やデザイン雑貨などの最新アイテムが展示されます。その展示会から、今回は日常を美しく彩る日本伝統の技術を使ったブランドを中心に紹介します。
日常を美しくnaft（ナフト）の鋳物クラフト
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| 「IFFT／インテリアライフスタイルリビング2009」展で最もブースデザインが印象的だった株式会社ナガエのnaft（ナフト）の展示ブース。 |
富山県高岡市にある株式会社ナガエでは、鋳物技術・金属加工を扱った多彩な物作りをしています。そのなかでも2008年に開始した社内ブランド「naft（ナフト）／Nagae`s Art for Timelessness 」は若いデザイナー達が優れた作品を生み出しています。日本の産地に息づくものづくりの技術を活かした日常を楽しくするアートピースの作品たちは“富山プロダクツ2009”にも選ばれています。
鉄製のフルーツボウル「汀（みぎわ）」は、打ち寄せる波が砂浜に残した一瞬の表情をモチーフをデザインしているそうです。鎚起（ついき）の技術を使って成形されたフルーツボウルは、つい手に取ってみたくなる深みのある美しさです。
アルミ鋳物のキャンドルホルダーです。「 demi＋（デミタス）」は、デミタスカップの形をした遊び心あふれるデザインになっています。重ねると美しいオブジェにもなり、テーブルだけでなく室内空間を楽しく演出してくれそうです。
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手織り麻を扱う老舗「中川政七商店」に続きます。
