住まいを建てると、新しくいろいろと買い揃えたくなりませんか?「せっかく新しい家なんだから・・・」と買ってしまうモノって、結構あるんですよね。さて、どんなモノが多いのでしょうか?一戸建てを建てた先輩達のデータを見ていきましょう。意外にお金がかかることがわかりますよ。
【記事内データ出典】
「注文住宅と住宅設備に関する動向調査 2002」株式会社リクルート 月刊ハウジング編集室
カーテン平均購入額は約30万円
新しい家にまず必要になるのが「窓の装飾」でしょう。データからみてみると、代表的なカーテンを取り入れた人は86.5%。カーテンとひとくちに言っても、生地やスタイルによって価格もさまざまですが、平均購入金額は約30万円となっています。「リビング・ダイニングと寝室、子供部屋にレースとドレープの二重掛け」というところでしょうか?カーテンだけでなく、ロールスクリーンやブラインドも4割前後の人が取り入れています。平均購入金額はそれぞれ10万円程度。数箇所に設置しているという感じでしょう。
最近のロールスクリーンやブラインドは、素材も種類も増えてきてコーディネートも自由自在です。たとえば、木製のブラインドなら、ナチュラルな素材感と羽の操作によって、柔らかい光を取り入れることができるので、和風でも洋風でもコーディネートが可能。また、和紙などを用いたスクリーンもナチュラルな雰囲気で注目です。傾斜窓用や浴室用、ウォッシャブルタイプなどもありますので、窓のカタチや部屋の用途に合わせて用いるようにしましょう。
4割の人がソファ・ダイニングセットも
リビングといえば居心地のよいソファを、というご家庭も多いのではないでしょうか。家族が集まる場所だけに、やっぱり新しくしたくなるモノのひとつかもしれませんよね。ソファは、4割強の人が新築を機に購入、平均購入金額は17.3万円です。以前は「リビングセット」を購入する人が多かったようですが、最近では2~3人掛けのソファだけを買う人も増えています。「ソファでゆっくり寝転びたい!」という方は、幅が180~200センチ程度のものがオススメ。通常3人掛けと言われている大きさです。ソファを選ぶ時には、必ず座り心地を確認すること。できれば靴を脱いで、座ってみてくださいね。
リビングが新しくなると「やっぱり・・・ダイニングも!」ということでしょうか、ダイニングセットも4割強の人が新調して、平均金額は17.2万円です。ダイニングテーブルで気になるのは、伸張式のテーブル。普段は小さめ、来客時は広げて大きく使うことができる便利なテーブルです。伸張の仕組みはさまざまですので、使いやすいかどうか、一人でもできるかどうか、実際に動かしてみることが大切です。せっかくの機能も使いにくくては宝の持ち腐れですから。
また、リビングやダイニングにはカーペットやラグ、絨毯が欲しい!ということで、これも4割強の人が購入。平均購入金額は15万円になっています。「ソファ+ダイニングセット+ラグ=50万円ぐらいは用意しなくちゃ!」という感じでしょうか・・・。ちなみに、ベッドは4割弱の人が購入していて平均は18.9万円です。