光触媒によって、お手入れが楽な窯業系サイディング [ネオロック・光セラ16 ファームストーン ミスティチタンホワイトB] 松下電工 |
どんな外観の家にするかは、住まいのイメージを左右するだけでなく、そこに住む人の印象にも関わってくるものと言えそうです。そんな外観デザインを構成する大きな要素のひとつが外壁(装)材 。外壁材にはさまざまな素材、色、デザインがあり、どれを選べばいいのか、どんな色にしたらいいのか、悩む方も多いのでは? 今回は、家づくりの先輩たちの調査データをご紹介しながら、いまどきの外壁材選びをみていきましょう。
【出典】 「注文住宅と住宅設備に関する動向調査2007」 リクルート「月刊ハウジング」調べ
35%が窯業系材サイディングを選択
すでに家づくりを終えた方々は、どのような外壁材を選んでいるのでしょうか?一番多いのが、窯業系サイディング。35.6%の方が選んでいます。工業生産品であるサイディングは、品質が均一なこと、価格や商品バリエーションが豊富なことが特徴。特に窯業系サイディングは、石目調や木目調、レンガ調などデザインも多彩です。メーカーの技術開発により、性能や機能も向上、汚れが付きにくいものやメンテナンスの楽なものなど豊富に揃っています。たとえば、継ぎ目をなくすことで、シーリング処理が不要となり、美観の向上とともに耐久性のアップしたものや超耐候性塗料により美しさが長持ちするもの、光触媒をコーティングすることにより、色あせや汚れが落ちやすくしたものなどもあります。
■家づくりの先輩達が選んだ外壁材
金属系サイディング [Danサイディング スチール超深絞りシリーズ シャトーロッシュ 単色ビーズ塗装品 カシスブラウン] 旭トステム外装 |
モルタル・塗り壁を選んだ人は17.7%。塗り壁といっても、素材の種類は豊富ですし、塗り方によって異なるイメージになることも。ナチュラル志向、エコロジーや健康配慮などから、漆喰や珪藻土など自然素材も再認識されてきています。また、根強い人気があるのがタイル。10.3%の人が選んでいます。
次ページでは、どんな色味が人気なのかをみていきましょう。