全半壊率0.4%の真相


新潟県中越地震は小千谷市で震度7の揺れが観測されました。震度7クラスの地震では建物の30%は全半壊の被害を受けると言われています。ところが今回の地震での全半壊率は約0.4%でした。阪神大震災の時、神戸市長田区は32.8%で、昨年7月の宮城県北部地震の6.0%と比べても桁違いに低いことがわかります。

【震度の知識】
震度3家屋が揺れ、戸や襖がガタガタと鳴動し、電灯が揺れる。
震度4家屋の揺れは強く、花瓶等は倒れ、水が溢れ出る。出歩いている人にも感じられる。
震度5本棚やタンスなどが倒れ、壁に亀裂が入ることもある。
震度6家屋の倒壊率は全体の3%以下。山崩れ、地割れが生じ、多くの人は立っていられない。耐震性のない家は倒れる。
震度7家屋の倒壊率は全体の30%以上に及び、山崩れ、地割れ、断層などが生じる。耐震性のある住宅でも亀裂が入る。


新潟県中越地震は、地震の規模に比べてなぜ全半壊を含む危険家屋が少なかったのでしょうか。主な理由として、

1.柱や梁の断面積が雪国でない地域の2倍近くあった。
2.軽い金属系(カラー鉄板)屋根が多かった。
3.雪下ろしで埋もれないよう、高さ2m近い基礎(コンクリート)が設けられていた。

以上がテレビ、新聞等で報じられている理由です。
つまり、雪の重みに耐えることができる住宅が結果として高い耐震性を発揮したわけです。

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