注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

家づくりのためのファイル術(2ページ目)

雑誌やセミナー、コンサルタントなど今「こんな家に住みたい」「このアイデア使える」そんな情報に溢れています。これらの情報をきちんと整理し、依頼先に伝えられる術を伝授します。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

■次に依頼先との打ち合せをファイリングします。

活用ファイル成功ノウハウ3

・担当者との打ち合せはメールでする。
履歴で残るので後で発言の有無でトラブルにならない。
・現場でのやりとりは日付とともにノートに記録する。
打ち合せ内容は更新されていくので、日時を把握できるとその後の打ち合せ時・変更時に混乱しない。
・打ち合せをファイルづくりで確認するとわかったつもりがなくなる。
その時はわかっていても見過ごしていることはあるものです。
質問や疑問を投げかければ、家づくりがより臨場感ある楽しいものになるでしょう。


活用ファイル失敗ストーリー3

・完成や仕上げの写真は撮ったが、基礎工事や軸組など隠れた箇所を記録しなかった。
トラブルは見えないところに原因があるものです。施工不良でないか確認するのに写真は有効です。
・やりとりの内容を記録していなかったので結局あいまいなまま工事が終了してしまった。
どんなに信頼できる依頼先であってもチェックを入れることを怠ると万が一のトラブルに遭いかねません。
・現場の写真だけが残った。工事中要所要所で家族の写真を撮っておけばよかった。
家づくりに関わることによって愛着が増します。ぜひ家族一緒に思い出をつくってください。


■ガイド佐川のアドバイス

家づくりのための情報整理3大要素は「考える、編集する、捨てる」

今の家づくりは情報が多過ぎて悩むこと、迷うことが多いです。悩みであれば解消できますが、迷いはなかなか解決できません。つまり自分の考える生活の軸ができていないから迷うのです。
情報はある時には潔くすてることです。不要なものを削ぎ落とすことで大切なものがわかってきます。そして削ぎ落とすために判断できる知識や感性をもっていることが重要です。

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〈家づくりの一歩〉

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