注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

構造とメンテナンスで家の寿命をもっと長く!(2ページ目)

家の間取りやデザイン性も気になるけれど、なんといっても安全性と安心感は絶対に得たいという要求が高まっています。長く住める家は理想形です。そんな家づくりをするためには。。。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


7・外部塗装にいい季節です
・網戸の点検
8・台風に備えて外廻り、窓廻りのチェック
9・冷房機器の手入れ
・草刈り
10・台風で傷んだ所はないか
特に窓廻りのコーキング
11・何か修繕する所があれば、当月中で
終わらせる。
12・凍害、雪害に備える
・大掃除で各部のチェック
参考:(財)住宅金融普及協会配布資料より

材質を知る

メンテナンスをするにあたって、材質をよく知っておくことが大切です。かえって汚れを大きくしたり、思わぬ損傷などのトラブルになりかねません。同じ空間にあっても床、壁、天井では使われている材が違います。よくわからない材料があれば、その材料の性質や特徴を聞いておきましょう。また、材料によってはメーカーが独自の洗浄剤などを販売しています。定期的にチェックしておきましょう。

新築時からメンテナンスを意識する

新築時にメンテナンスを想定してプランニングをしておけば、コストを抑えられ、メンテナンスサイクルを長くすることも可能です。メンテナンスは面倒だと思われがちですが、手を掛けて住まいを整えることによって愛着が増すものです。愛着を覚えると、次はこだわりが生まれます。愛着は長く住む家には不可欠要素です。

今年も残りわずかとなりました。改めて点検という視点で家づくりを考えてみてはいかがでしょうか。


私は家づくりにおいて常に次の4つを大切にしています。
その名も4つの寿命を考えた家づくり!
“寿命を考えた家づくり4つの柱”
1.物理的寿命・・・丈夫で長持ち
2.心理的寿命・・・飽きがこない
3.生活的寿命・・・いつまでも住み勝手がよい
4.資産的寿命・・・スムーズに高く売れる
構造は物理的寿命、メンテナンスは生活的寿命に入ります。

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