注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

家づくり講座15:工事の流れ-RC造編

鉄筋コンクリート(RC)造は自重が大きく、木造住宅に比べるとしっかりとした基礎が必要になります。そして、コンクリートの上がりの良さが、建物の寿命につながります。

コンクリートが命!
鉄筋コンクリート造(RC造)は自重が大きく、木造住宅に比べるとしっかりとした基礎が必要になります。そして、コンクリートの出来上がりの良し悪しが、建物の寿命につながります。では、工事のおおまかな流れを見て行きましょう。


鉄筋コンクリート造の工期の目安は6ヶ月

鉄筋コンクリート造2階建て程度の規模であれば、工期は約6ヶ月が目安となります。地階を設けると1ヶ月、ペントハウスや屋上を設けるとさらに工期は延びます。

鉄筋コンクリート造は自重が大きいため、木造と比べてしっかりした基礎工事が必要です。地耐力しだいでは、杭工事が必要になることもあります。
地耐力を知る

基礎工事が終わると躯体工事に入ります。床、壁、梁の順に鉄筋を組んていき、そのまわりに型枠材を建て、その中にコンクリートを流し込みます。コンクリートを流し込む前に、給排水設備の配管や電気配線の工事が入ります。コンクリートを流し込んでしまうと変更ができないため、配管・配線と位置には気を使います。躯体工事は、1階→2階→屋根へと各階ごとに進みます。それが終わると、防水工事、断熱工事、内部木工事と進み、最後に仕上げ工事です。

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