省エネの基本は断熱材
今年4月改正省エネ法が施行され、新しい省エネ基準が策定されました。今回改正された省エネ基準には、次世代省エネ基準と同レベルの断熱性を要求しています。次世代省エネ基準では、断熱化、気密化、防露、夏の日射遮蔽、冬の日射取得、換気システムの導入などの閉じる機能と、通風の確保として開ける機能を持つことが定められています。
↓ |
省エネを発揮するには断熱材の選択がとても重要! |
断熱材は大きく2種類
断熱材には多くの種類がありますが、主に繊維系と発砲プラスチック系の2種類に分けられます。■繊維系
ロールウールなどの無機繊維系と、セルローズファイバーなどの木質繊維系があります。どちらも細い繊維の間に空気が動かないように閉じ込められていて、断熱性はもちろん、吸音性にも優れています。
■発砲プラスチック系
独立した小さな気泡の中に空気を閉じ込めて断熱性を持たせています。
<断熱材の素材による分類> |
【関連記事】
▼快適・省エネの基本は壁と窓の断熱
▼知恵のある家に住む~冬暖かく夏涼しく